未払い給与を求める農民工の「ショー」
【新唐人日本2012年1月26日付ニュース】1年間汗水たらして働いても、給与さえ払ってもらえない。これは中国の農民工の処遇です。未払い給与の支払いを求めて、農民工らは数々の方法を考案しています。
旧暦新年前の1月19日、四川籍の農民工が高さ20メートルのタワークレーンに登り、15時間にわたって未払い給与の支払いを訴えました。正月を迎えるのに、家に帰るお金もないため、やむなく、このような極端な方法を取ったのです。
必死に働いても給与さえもらえない。これは幾千万の出稼ぎ農民工の一例に過ぎません。
中国の“南方網”によると、中国の農民工は約1.5億人。農村家庭の8割が都市部に出稼ぎに出ているそうです。全国の未払い給与総額は1000億元に達し、中でも建設業界が72%を占め、毎月給料をもらえる農民工はわずか6%だそうです。
コネもなければ頼れる人もいない農民工にとって、未払い給与の支払いを求めることは人格や尊厳を捨てた最終手段です。そして、数々のブラックジョークが中国各地で上演されています。
2011年1月9日、湖南や四川からの農民工十数人が広州市で未払い給与を求める活動を展開。パネルには“弾丸を飛ばし、物価を飛ばしても、汗水たらして稼いだ給与は飛ばすな”と書かれています。
11月1日、48歳の羅さんは未完成の高速道路の橋脚の上に、5日間滞在。未払いの19万元の給与の支払いを訴えるためでした。
11月22日、広東省深セン市。河南籍の農民工韓さんは“腹黒ボス”と書いた仮面をかぶり、下着一枚で街中を歩いています。未払い給与21万元を訴えるためでした。
農民工のこのようなパフォーマンスに、多くのネットユーザーは同情を示します。あるユーザーはこう嘆きます。“下を向いてひたすら働き、都市建設を一身に引き受けた。ひざまずくのは、汗水たらした金を取り戻したいだけだ。”
新唐人テレビがお伝えしました。































