中国の世界インターネット大会 「サイバー主権」を標榜

中国浙江省桐郷市烏鎮で「世界インターネット大会」が開幕しました。外国の来賓の姿はまばらでしたが、アップルとグーグルのCEOが初めて参加しました。会議のテーマの一つは「科学技術とAIの人類への新たな挑戦に直面して」です。

過去一年間でネット検閲の強化を進めている中国政府が開催した4回目の同大会では、ネット検閲の言い訳である「サイバー主権」が主張されました。

アップルのクックCEOは、インターネットの共同の未来に中国を参加させたいと挨拶しました。インターネット技術は開放的、創造的であると共に、ユーザーを保護し、プライバシーを尊重し、人道的な価値観を備えているべきだと述べました。

中国のインターネットは世界とは隔絶されており、グーグルやフェイスブックは封鎖されています。また、中国政府は6月に「国家インターネット安全法」を発効し、当局がデータを検閲できるようにしました。アップルはこれにより、中国のアップストアからVPNやSkypeのアプリを削除しました。

新唐人テレビがお伝えしました。

 

 
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