破綻した独エア・ベルリンが座席やチョコ競売、予想外の盛況に

[ベルリン 5日 ロイター] – 経営破綻した格安航空会社(LCC)、独エア・ベルリンの資産の第1回競売が行われ、1万3000件の入札がある予想外の盛況となった。

競売は、債権者の資金調達が目的。旅客機の座席から、乗客に降りる時に渡されて人気だったロゴ入りのハート形チョコレート、航空機の模型などさまざまなものが出品された。

担当者は、法的制限を理由に第1回競売で調達された金額は明らかにしなかったが、競売サイトには120万件のアクセスがあり、45カ国から入札があったと述べた。

長さ4.8メートルのボーイング737型機の模型には7800ユーロ(約105万円)、エア・ベルリンのシンボルでもあったハート形チョコレート100個入りボックスには352ユーロ(約4万7000円)の値が付いた。

競売は2月16日まであと3回行われ、レトロスタイルのメッセンジャーバッグや、エア・ベルリンのロゴ入りデッキチェアとビーチボール、さまざまな大きさの航空機模型などが出品される。

 
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