赤ちゃんを出産したばかりの女性がとった驚きの行動とは

子どもを産むことは簡単なことではありません。出産は女性の体にとても負担がかかるものです。出産後の女性はたいてい回復するのに数日間は必要ですが、その女性は信じられないほどの回復力がありました。

2017年12月12日、産婦人科医でもあるヒラリーさんはワシントン州にある産婦人科で二人目の赤ちゃん、ヴェルナを産みました。ヒラリーさんは娘が生まれるのを楽しみにしていましたが、それは同時に医者として患者の分娩に立ち会えないという事でした。

「患者の分娩は私にとっていつも大切なことなの」とヒラリーさんは TODAY Parentsに話しました。

「正直言うと、医者にとって分娩に立ち会えないのは患者さんが立ち会えないことよりも辛い事よ。9か月間待ち望んでやっとそれを受け取る瞬間を逃すのと同じくらい、もしくはそれ以上の事なの」とヒラリーさんは付け加えました。

ヒラリーさんが出産してから数時間後、彼女が受け持っている患者の一人であるケイティさんが出産するという知らせを受けました。

「ケイティは私が産婦人科医になる前から1年近くみていた患者だったので、とても思い入れのある方でした」「私達は彼女が妊娠する以前からとても仲がよかったんです。

普段はあまりしないのですが、自分の携帯番号を渡すほどでした。彼女との間には不思議な絆があると感じていました」とヒラリーさんは PEOPLEに語っています。さらに驚く事に、二人の病室は隣同士だったのです。

「私が入院して麻酔科医を待っている間に、看護師の一人がヒラリー先生が隣の病室にいると言いました。その時は本当に驚きました!」とケイティさんは言っています。

ヒラリーさんは生まれたばかりの赤ちゃんにミルクをあげ終わると、赤ちゃんをスタッフに預け、双子を出産するケイティさんの分娩に立ち会うため、隣の部屋に飛んで行きました。

「私は彼女に明日にでも会えたらいいな、と思っていましたが、彼女はすぐに飛んできました。半日前に出産したばかりなのに、彼女は完全にいつもと変わらないように見えました」とケイティさんは語っています。

ケイティさんはヒラリーさんが出産した14時間後に双子の男の子を出産しました。ケイティさんはこの時、彼女が自分にしてくれたことが、どれほどすごい事かわかっていませんでした。

「この分娩だけは逃したくなかったのです。それになぜだか私が退院する前に彼女が入院してきたし、彼女の出産のペースが速かったので私は授乳の間に彼女の分娩に立ち会えました。たくさんの偶然が重なって、今回の事が実現されたんです。」とヒラリーさんは語っています。

ヒラリーさんの使命感の強さには驚きです。彼女は隣の部屋に行く必要はありませんでしたが、良心から隣の病室へと飛んで行ったのです。ケイティさんはヒラリーさんのような主治医がいて本当にラッキーですね。

 
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