前場の日経平均は続落、半年ぶり安値水準 米中貿易戦争の警戒続く

[東京 26日 ロイター] – 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比81円98銭安の2万0535円88銭となり、続落した。米中貿易戦争への懸念がくすぶる中、前週末の米国株が大幅に続落したことを嫌気した売りが先行した。下げ幅は一時270円となり、取引時間中としては昨年9月29日以来、約半年ぶりの安値水準を付けた。前引けにかけては、円高一服と米株価先物の上昇を支えに下げ渋る展開だった。

TOPIXは前営業日比0.74%安で午前の取引を終了した。東証33業種で値下がり率トップは海運。上昇セクターはパルプ・紙や鉱業など6セクターにとどまった。東証1部の前場の売買代金は1兆3230億円だった。

日中はドル/円<JPY=>が一時105円台を回復。米株価指数先物の上昇のほか、上海総合指数<.SSEC>が下げ渋る動きとなったことも相場の支援材料となった。ただ、「米中関係は落としどころがまだ見えない」(セゾン投信・運用部長の瀬下哲雄氏)として投資家の警戒感は根強く、日本株には戻り売りも出た。

東証1部の騰落数は、値上がり397銘柄に対し、値下がりが1630銘柄、変わらずが55銘柄だった。

 
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