余命わずかの子どもたちに聞いた 「最も楽しかったことは?」

純粋な子どもたちの言葉は、時に人生で最も大切なことを教えてくれることがあります。

南アフリカ共和国ケープタウンで、小児科医として働くアラスター・マクアルパインさん(Alastair McAlpine)。末期患者の緩和ケアも行っている彼は、次のような会話をしながら、最期を迎える子どもたちの苦しみを和らげようとしました。

「君の人生で最も楽しいと思ったことは何?どうして楽しかったのかな?」

簡単な質問ですが、子どもたちから返ってきた言葉は意外なものでした。マクアルパインさんは早速ツイッターにつづりました。

(Marcelo Leal/Unsplash)

「誰もテレビを見ることが楽しかったとは言いませんでした。フェイスブックをもっとやりたかったという子もゼロ」

子どもたちの口から出てきたのは、意外にもペットが多かったのです。ペットが自分に寄り添ってきて寝ながら喉を鳴らしていたり、背に乗ってビーチで遊んだことなどが楽しかったと子どもたちは語りました。

そして、多くの子どもたちが両親のことを心配していました。

「ママが大丈夫だといいな。ママは悲しそうだから」

「パパは心配する必要はないんだ。また会えるんだから」

「僕が逝ってしまっても、神様がパパとママの面倒を見てくれるよ」

(Hush Naidoo/Unsplash)

また、子どもたちが感謝していたのは、彼らを特別扱いせずに普段通りに接してくれた人たちでした。

「私の本当の友達は、髪が抜けてもまったく気にしなかったわ」

「ジェーンは手術の後にお見舞いに来てくれたけど、私の傷痕を見ても全然気づいていないみたいだった」

そして、ほとんどの子どもたちは、人間の美徳の中で「親切な心」に最も尊い価値を見いだしていたようです。

「私のおばあちゃんはとっても優しいの。いつも私を笑わせてくれるの」

「僕がサンドイッチを食べられなかった時、ジョニーは自分の分を半分にして僕にくれたんだ」

「あの親切な看護師さんが好きだったな。彼女はとても優しいから。彼女がいると、痛みが減るんだ」

(Alastair McAlpine/Twitter)

そして、子どもたちは全員、家族との時間がとても楽しかったと語りました。それは何物にも代えがたい貴重な時間でした。

「パパとママは最高だよ!」

「妹は、いつも私をギュッと抱きしめてくれるの」

「ママほど僕を愛してくれる人はいないよ!」

子供たちの言葉から、マクアルパインさんが「学んだこと」をツイッターにつづりました。

「人には親切に。もっと本を読むこと。家族との時間を大切に。冗談を言って笑う。ビーチに行くこと。犬を抱きしめること。大好きな人に愛していると伝えること」

最後に彼は、「これらが、(天に召される前に)子どもたちがもっとやりたかったことなのです」と締めくくっています。

(翻訳編集・郭丹丹)

大紀元日本、EPOCH TIMES JAPAN より転載

 

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