フェイスブックへの規制必要、米共和党議員「問題大きすぎる」

[ワシントン 8日 ロイター] – 米共和党のジョン・ケネディ上院議員は8日、情報流出で批判を浴びている交流サイトのフェイスブック<FB.O>について、同社だけで解決するには問題が「大き過ぎる」とし、規制が必要になるとの見方を示した。

ケネディ議員はCBSの番組で「プライバシーの問題、そして外国のプロパガンダ問題は、フェイスブックが単独で解決するには大き過ぎるのではないか、と懸念している」と表明。フェイスブックを規制する必要があるのか、との質問に対しては「そうかもしれない」と応じた。

フェイスブックのザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は10日に、上院司法委員会と商業委員会による合同公聴会で証言する予定。

上院司法委員会のメンバーでもあるケネディ議員は、10日の公聴会では、何十万もの広告枠購入者の身元を特定することができるのか、ザッカーバーグ氏に聞きたいとし「私はフェイスブックを傷付けたり、規制でがんじがらめにすることは望まない。しかし、問題があることは事実。デジタルユートピアには地雷原があるということだ」と述べた。

 
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