あまりにもひどい動物虐待! 25年間も狭く汚い穴に閉じ込められていたサルが救出された

約80センチ四方の狭く、太陽の当たらない、糞まみれの汚い穴の中に閉じ込められ、水や餌もろくに与えられてこなかったサルが、25年後やっと保護されました。

動物虐待、どうしてそんな酷いことをする人がいるのかと理解に苦しむケースがあります。このサルのケースもその一つです。

母ザルは密猟者に殺され、小ザルだけが捕らえられました。

©Facebook Video Screenshot | Wildlife Friends Foundation Thailand

それから25年、家々が連なる隙間に作られた80センチ四方ほどの穴に閉じ込められたまま、ろくに水や餌も与えられずに過ごしていました。

そのサルの悲しそうな瞳に気付いた人が、タイの動物保護団体Wildlife Friends Foundation Thailands (WFFT) に連絡したおかげで、その辛く悲しい25年に終止符が打てたのです。

©Facebook Video Screenshot | Wildlife Friends Foundation Thailand

住所さえないスラムのような場所だったので、団体に連絡をした人がサルの居場所まで案内しました。そこは団体スタッフが想像していたよりもひどい環境でした。

「この17年動物保護に従事してきて、ひどい環境や虐待をうけた動物をたくさん見てきましたが、このサルが置かれていた環境は今までのワースト10と言えるでしょう。70-80センチ四方の狭い中、水もなく、独りぼっち。日も当たらず、ゴミや誇りや自分の糞やネズミの糞にまみれていて・・・。

しかも飼い主から、1991年から入れられていたと聞き、愕然としました。25年ですよ!25年間、この地獄のような穴に閉じ込められていたのです」とWFFT設立者のエドウィン・ヴィーク氏。

25年一度も外に出されず、胸が張り裂けそうになりませんか。

不幸中の幸い、飼い主はWFFTの説得に応じ、ジョーを引き渡しました。その際、以前にも保護しようとした団体が来ていたことが分かりました。飼い主の話では、バンコクにある動物園職員が訪ねてきて、月100ドル支払えば動物園で世話するという申し出を受けたのですが、そんな金はないと断ったそうです。

長く辛かった生活にやっと終止符をうち、ジョーは居心地の良い住みかを得て、大事にされる日が始まりました。

以下、ヴィーク氏からジョーの変化を記録したものです。

「保護された当時、ジョーは歩くことすらできませんでしたが、WFFTに来てから数日、檻の中で歩き回れるようになりました。まだ木登りはできません。まだ体も弱っているし、何しろ木登りの経験がないのですから」

「昨日は沐浴していました。他のサルの行動を見習っているのでしょう。近くのサルとはコミュニケーションをとり始めたようです」

「マカクザルの平均寿命は35年と言われていますから、この動物保護区で幸せな余生を過ごせるよう願っています」

Video Credit: Facebook | Wildlife Friends Foundation Thailand.

 
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