テニス=ハレプが初優勝、全仏オープン女子

[パリ 9日 ロイター] – テニスの四大大会の第2戦、全仏オープンは9日、パリのローランギャロスで女子シングルス決勝を行い、世界ランク1位で第1シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)が第10シードのスローン・スティーブンス(米国)を3─6、6─4、6─1で下し、初優勝を果たした。

ハレプは第1セットを奪われたが、第2セット途中から調子を取り戻し、第3セットに5─1として自身のサービスゲームを迎えると、会場のファンからシモナ・コールが鳴り響いた。

過去3回のグランドスラム決勝で苦い敗退を喫していたハレプだが、最初のマッチポイントで相手がリターンをネットにかけ、勝利が決まった。

ハレプは試合後、コート上でのインタビューでファンのサポートに感謝。「最終ゲームは息もできないほどきつかった。今までのようなことは繰り返したくなかった」と述べた。ことしの全豪オープン決勝では、キャロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)に敗れていた。

一方、敗れたスティーブンスは、最新の世界ランクで10位から4位に浮上することが確定した。

 
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