【予知夢】世界大戦・911・大地震の直前に未来のビジョンを見た人々

世界大戦、アメリカ同時多発テロ、大地震など歴史的惨事が起きる前に、第六感と言われる超能力的知覚(ESP)で予知や透視した人は意外と多く存在するようです。また、予知夢の他にも、その場にいないのに、その現象がはっきり見えるという場合もあるようです。

フランス 世界第一次大戦中、戦場で戦う夫からテレパシーを受け取ったという女性が多くいた

フランスの天文学者で作家のカミーユ・フラマリオン氏は、世界第一次大戦中の予知やテレパシー現象の事例を集めました。氏の著書「Death and Its Mystery」によると、戦場で戦う夫からテレパシーが届いたことを告げる手紙をたくさん受け取ったそうです。

D婦人の話を例に挙げます。

「戦場にいる夫からしばらく手紙が届かなかったので心配していました。1914年8月25日、久しぶりに手紙が届き安心しました。その日の午後、妹が弾くピアノを聞いていた時、突然戦場で大虐殺が繰り広げられ、夫が殺されるのが見えました。私は泣き叫んだ後気を失ったそうです。それが午後3時でした。のちに、夫が他界したと訃報を受け、その死亡日時が8月25日の午後3時だったと知りました」

戦場で殺された夫の姿が急に目の前に現れ、気絶・・・

フラマリオン氏は次のように説明しました。

「若い妻が戦場にいる最愛の夫の身を心配するあまりに、想像してしまったのでは?」と否定する方もいるでしょう。しかし、D夫人の場合、夫からの手紙が届き安堵していた状態でしたし、それに夫人が夫の死亡シーンを見て気絶した時刻、夫の死亡時刻が一致したことが、重要なポイントです。また、それははっきりと見え衝撃で気を失うほどだったという点でも、ぼんやりした想像とは違うものと言えます。

また別の未亡人からの報告では、軍から届いた夫の死亡日時と、自分がテレパシーを感じた日時が違っていたものの、のちに実際の夫の死亡日時は妻がテレパシーを感じた日時と全く同じだったというケースもありました。

離れていても、愛する人の苦痛を実感することもある

米国イエール大学卒の精神病医学博士のベルナルド・べイトマン氏は、離れたところにいる最愛の人の痛みを同時に感じることを研究しています。きっかけは、べイトマン氏自身がそのような経験をしたことからだそうです。 

ある日、べイトマン氏は突然喉を詰まらせた感覚に陥りました。何も食べていなかったので、喉が詰まるわけがありません。その後、同じ日時に父親がのどを詰まらせて他界したことを知りました。さらに、同じような経験をした人がたくさんいると知ったのです。

米国 9月11日同時多発テロの前、大惨事が起きると予知夢を見たり、何かを感じたという報告も

ワールドトレードセンター跡地のモニュメント

2001年9月9日、アンドリュー・ベイリーさん(29歳)は自分の叫びで目を覚ましました。死神が自分を襲う夢を見たそうです。そしてその悪夢を見た2日後、同時多発テロに巻き込まれ、他界しました。

妻のミオソティスさんがBirmingham Mailに伝えたところによると、アンドリューさんは以前から自分が30歳になる前に死ぬ気がすると話していたそうです。さらに、亡くなった後、彼の箪笥に、財布、クレジットカード、時計など普段持ち歩くものが残されていたそうです。「まるでもう家に帰ってこれないことが分かっていて、私に残していったかのように感じました」

また同じく、同時多発テロで夫を亡くしたボニー・マッキーニーニーさんも似た体験をしました。そして、たくさんの被害者家族と話すにつれて、予知体験をした人がたくさんいることに気付き、一冊の本「Messages: Signs, Visits and Premonitions from Loved Ones Lost on 9/11(メッセージ:9月11日最愛の人から届いた兆候や予感)」にまとめました。

9月が近づくにつれ、夫は気が張り詰めるようになり、近いうちに死ぬと悟っていた

ボニーさんの夫イモンさんは以前から、自分は若くして死ぬだろう、2000年を祝ったのち長くは生きていないだろう、と話していたそうです。9月11日に近づくにつれ、イモンさんは普段とは違い、気が張り詰めたようになりました。そしてこんな言葉を発しました。

「ワールドトレードセンターにもう一度爆発が起こる気がする」(1993年、北タワーに爆発事故が発生)

「今から子どものしつけを厳しくした方がいいと思うよ。僕が死んだら君が大変になるからね」

ボビーさんは著書の中でこう綴っています。「被害者家族がそれぞれ個人的に話すと、それは偶然じゃないかとか、死別による悲しみで錯覚したんじゃないかとか、流されてしまいます。しかし、実際、テロ事件の被害者家族のうち、意外なほどたくさんの人が同じような体験をしているのです。偶然でも錯覚でもないのです」

米国超能力調査協会は同時多発テロ事件に関する予知夢などの報告を収集しています。

英国で100人以上の子どもを巻き込んだ炭鉱事故、直前に予知夢を見たという報告も

英国ウエールズ南部、ア―ベルファン村の小学校が、炭鉱事故の直撃を受け、破壊された。小学生116人を含む144人が死亡。
炭鉱事故で亡くなった子どもたちと先生を追悼

1960年代、英国史上に残るあのアーベルファン炭鉱事故を予知夢で見たという情報が、英国の精神病医学博士J.C.バーカー氏のもとに 寄せられました。1966年10月におきたこの事故では、ウエールズの村アーベルファンの鉱山が崩落した、近くにあった小学校を直撃、小学生116人を含む144人が死亡しました。

バーカー氏はテレビやラジオなどを通し、事故の予知夢などを見た人に情報提供を呼びかけました。すると76件の連絡を受け、そのうち24人の協力が得られました。

石炭が雪崩のように崩れ落ちる夢を見た

がれき、炭、泥からの救出作業

英国イングランドのプリマスに住む女性(47歳)は、雪崩のように山から石炭が崩れ落ちる夢を見たと言います。男の子が山のふもとで怯えていた様子、そして彼を救出した三角帽子の男性の隣に立っている様子をも夢で見たそうです。

事故のあと、女性はニュースで同じ男の子と変な帽子をかぶった男性が映っているのを見て驚いたそうです。バーカー氏は、この女性が事故の起こる前に、その夢を知人たちに話していたという確認も取りました。

地球意識プロジェクト、20年近くに及ぶ研究

プリンストン大学の教授ロジャー・ネルソン氏は、大学で乱数発生器を使った実験から、人間の意識が物理的な影響を与えると仮設を立てていました。乱数発生器とは量子を利用して、電子的な雑音を1と0に変換する装置であり、通常1と0の比率は1/2(5割ずつ)となります。

例えばランダムにコインを投げると、表が出る確率も裏が出る確率も50%です。一方、もし表が出るよう意識を集中させると、80%の確率で表が出るそうです。

ネルソン氏は、地球意識プロジェクトとして、1998年以来、世界各地50か所に乱数発生器を設置、重大な出来事や事件があった時、人間の意識により、その数値に大きな偏りがあるかを記録し、研究してきました。

その乱数発生器の記録から、ミレニアムやオリンピックなどの世界的イベントや、中でも同時多発テロなどの大惨事に、たくさんの人間の意識が集まることにより、量子の値が変化することがわかりました。

同プロジェクトのブログで、ネルソン氏は去年、以下のように発表しました。

「調査研究の結果、この仮説は実証できました。世界的大きな出来事の際、人々の思いや意識が一つの事柄に集中すると、乱数発生器の値に変化が生じました」

もしも何か悪いことが起こると予感できたとして、それを防ぐことができなくても、自分を責めてはいけない

精神現象学の科学者ジュリア・モスブリッジ氏は予知夢を研究しています。講演をきいた人の中には、子どもを失くした母親が「私がそれを予知できていたはず・・・そうすれば我が子の死を防げた・・・そうおっしゃるのですか」と自分を責める人もいるそうです。

モスブリッジ氏が言わんとすることは全く違います。予感というものは大抵明瞭でなく、夢か予知夢かどうか分からないのは、至って普通のことなのです。

「記憶ですら事実とは程遠いものです。記憶でさえうつろなのですから、予知夢や予感はもっとうつろです。しかも大抵の人は普段の生活の中で予知夢なんて意識もしないでしょう。予知できていたはず、我が子の死を防げていたはずと自分を責めるのは、1キロを1分で走れなかった・・・つまり、もともとできないことに対して自分を責めているのと同じことです」

 

 
関連記事