【絆】育ての親の調教師の車イスを押すクマ グレートモスクワサーカス

極寒のロシアにはクマはたくさん生息していますが、猛獣のクマがこんなサービスをしてくれるなんて、滅多にあることではありません。ちなみに、着ぐるみのクマではありませんよ。

モスクワのサーカス団でクマの調教師として働くオレグ・アレクサンドロフさんは、2017年サーカスの施設を組み立てている時、18メートルの高さから転落し、病院に運ばれました。

命に別状はなかったものの、両足と腕を骨折し入院することになりました。オレグさんは当時3頭の子グマの世話をしていたため、子グマとの関係が壊れてしまうのではないかと心配していたそうです。

「赤ちゃんの頃からかわいがってきたんだ。哺乳瓶でミルクもあげたよ。それから、大好物である子ども用の食べ物をも買って食べさせてたよ。4カ月も入院すると、僕のことを忘れてしまっているかもしれないと不安だった」

 

しかしオレグさんの心配は無用でした。再会し、匂いを嗅いだ瞬間、クマはオレグさんを認識したのです。

「クマは視力が弱いんだ。近づいて手を伸ばしたら、長い事匂いを嗅いでいたよ。匂いで僕のことが分かったようだった。『仲間』だってね」

話はここで終わりません。クマはオレグさんを覚えていただけでなく、なんとオレグさんの乗る車イスを押してくれたのです!

そのときの様子を動画でお楽しみ下さい。

Video credit: Ruptly.

 
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