【養子が欲しい!】心的外傷後ストレス障害の夫とクローン病の私

大恋愛の末に結婚した私たち夫婦。その後は辛い日々を送っていました。私はもう何年もクローン病を患っており、夫はアフガニスタンの出兵から戻ってからというもの、心的外傷後ストレス障害を発症しました。

そんな困難を抱きかかえながらも、私たちは深く愛し合っていたため、家族を作ろうと計画を立て始めます。けれど、何年もの間、妊娠に至らず、失望の連続で諦めてしまいました。

だからと言って、親になる夢まで諦めることができませんでした。そんな時、地域保健局から里親にならないかという打診が舞い込んできました。

何かの縁だと直感します。不安だらけでしたが神様がくれたチャンスだと思いました。しばらくして、生後10日ほどのハンターという名の男の赤ちゃんを引き取ることになりました。

ほんの2か月後にハンターをほかの里親に引き渡さなくてはいけないと保健局に言われました。

いっぽう、ハンターは初めての赤ちゃん以上の意味がありました。私たちの特効薬だったのです。ハンターのために病気と闘うようになり、生きていく上での糧となっていたのです。

正式な養子にするため、長引くであろうと裁判に持ち込みました。

法廷では、判事がハンターをほかの里親に引き渡すという内容の判決を読み上げていた最中に、 17 ヵ月のハンターの発した一言で、判決が覆される展開となりました。

家族って血のつながりでなく、愛情でつながっているんだ」ということが身にしみってわかりました。

 
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