【動画ニュース】「一つの中国」に異議唱えたプラハ市長訪台 蔡総統「台湾は貴方の第二の家」

チェコの首都プラハは2016年、北京と姉妹都市の提携を結びました。両市が取り交わした協定の第3条には、台湾は中国の一部であると認める「一つの中国」が含まれています。しかし、昨年11月に当選したプラハのズデニェク・フジブ(Zdenek Hrib)市長が、協定の中の「一つの中国」の見直しを提起しました。3月30日、蔡英文総統は台湾を訪問したフジブ市長と会見を行い、台湾は市長の第二の家であり、いつでも再訪問を歓迎すると述べました。

昨年11月、チェコの首都、プラハ市の市長に当選したズデニェク・フジブ氏は、台湾のネットユーザーから「イケメン市長」と呼ばれています。フジブ市長はこれまでに、「人権はパンダ外交より重要だ」「北京との協定の中の『一つの中国』は見直しが必要だ」と明確に述べており、台湾への支持も隠さずに表明しています。

中華民国 蔡英文総統
「市長の支持に感謝を意を表すほか、92コンセンサス、台湾における一国二制度方案の反対は台湾国民の声であることをここで強調したい。各国の都市間の交流において、一方的に政治的条件を突きつけるべきではない。国民間の交流と福祉を促進するものであるべきだ」

チェコ・プラハ ズデニェク・フジブ市長(2019.03.29)
「前任の者が北京の要求を飲み、複雑な問題に引き摺り込んだことは間違いだと考えている。このような条項は、姉妹都市協定には必要ないと思っている。だから削除について、現在協議している」

フジブ市長のフェイスブックは、多くの台湾人ユーザーからも注目されています。3月の29日の投稿では、新唐人と台湾中央社の取材を受けている写真とともに、台湾はチェコに対する最大の投資国であり、台北ともっと親密な関係を築きたいと述べています。

また、医師出身のフジブ市長は、取材を受けた際、中国で行われている臓器狩りについて、医師として受け入れられないことであると述べました。

チェコ・プラハ ズデニェク・フジブ市長(2019.03.29)
「一人の医師として、臓器の強制収奪は全く受け入れられないことだ。国際社会はこれに対し 強く対応すべきだ」

中華民国 蔡英文総統
「台湾は市長の第二の家であり、いつ訪れても歓迎すると伝えたい」

蔡英文総統は、市長の来訪をいつでも歓迎すると述べると同時に、台湾はチェコとの更なる友好関係を期待していると示しました。

今年37歳のフジブ氏は、医学生だった14年前、台湾の長庚(ちょうこう)病院で研修医として1か月間勤務したことがあるそうです。14年後に再度台湾を訪れたフジブ氏は、台湾の精神はまだ変わっていないと称えました。

 
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