米国衛星が中国軍と警察に貢献している?【チャイナ・アンセンサード】

中国政権にとって、ウイグル人を抑圧するにも、南シナ海に不法な軍事基地を建造するにも、ハイテクが 必要だ!

アメリカの衛星会社が その手助けをしている。

チャイナ・アンセンサードへようこそ。キャスターのクリス・チャペルです。

数週間前にこのニュースでがっくりきました。マイクロソフトが 中国の軍事大学と協力して、中国国民を抑圧するために使用する可能性のある。人工知能技術を研究開発しているという。

そしたら、グーグルも似たようなことをしている と分かり、今度は本当に落ち込んでしまったね。

その話題に関するエピソードは、YouTubeに 広告不適切動画とされてしまい、因みに YouTubeを所有しているのはグーグル。この時は、人生におけるどん底の気分でした。少なくともそう思っていました。

ところが、そこはどん底どころか、底なしの穴だったんです。なぜだかわかる?

ますますひどくなったからです。

じっくり考えてみたことがありますか?中国当局がどのように軍や警察と情報伝達をするのか。例えば、次に締め付けるターゲットについてとか。

さて、正直になろう。中国当局がどのように交信するかなんて考えていないよね。

恐らくもっと時間をかけて考えているのは、ハンバーガーにフライドポテトを付けるべきかでしょ。

アドバイスを授けてあげましょう。ピザを付けて、その上にポテトフライをかけるのだ。

AIの顔認識やリアルタイムのGPSマッピングによる大規模な監視システムを運営するには、大量のデータ送信が必要です。

そして遠隔地との間でデータ送受信に最適な手段は、人工衛星です。

しかし、衛星技術に関して言えば、中国はかなり遅れています。中国空間技術研究院の人工衛星は、毎秒20ギガバイトの通信速度しか出ません。

しかし、アメリカ製のSSL社の衛星は、毎秒220ギガバイトを転送できます。ボーイング社の衛星は、毎秒260ギガバイトに達します。アメリカが一番!

中国の複雑な監視システムはこれらの高速性能が必要なのです!

解決策は簡単です。アメリカの人工衛星を使えば良いのです。

それって合法なの?と思いますよね

違法です。アメリカの企業が 中国に衛星を売ることは。

しかし、ボーイングやSSLといったアメリカの衛星会社はお金が大好きなんだ。そして、中国にはお金がたっぷりあります。

大金が絡んでくると、抜け穴がいつだってあるのです。この Wall Street Journal の報道がそれを暴露しました。

中国政権がアメリカの衛星を利用して、警察や軍事力を強化する 恐るべき手法を伝えました。

中国政権が 南シナ海に築造した人工島を覚えていますか?

今や、軍事基地やミサイル発射台まであるあの島だよ。インターネットも 利用できるようになり、アメリカ製の衛星群のおかげで。

大規模な監視システムにより、新疆のウイグル族の人々への残忍な締付けは?もっと多くのアメリカ衛星に感謝しなければ。

中国国営メディアのプロパガンダ放送ですら、アメリカ製の衛星で 行われているのです。

実際、ボーイング社が製造中の新しい衛星は米国のGPSシステムのライバルとなる中国のシステムを 強化することさえできるのです。

その衛星は、人民解放軍のミサイル誘導システムの改善もできるでしょう。

 

 
関連記事