【動画ニュース】米共和党全国委員会 中共の臓器狩りを批判する決議案通過

米共和党全国委員会は8月2日、法輪功学習者を含む良心の囚人から臓器を強制摘出しているとして、中国共産党を非難する決議案を全会一致で可決しました。

米共和党全国委員会委員 ショーン・スティール氏
「いまだに進行中のこの人権に反する犯罪を世界中が知ってほしい」

今回の決議案の発起人は、カリフォルニア州共和党の元代表で、共和党全国委員会の委員を務めるショーン・スティール氏です。

スティール氏が中国共産党による臓器狩りについて初めて耳にしたのは、数年前にフィンランドの首都、ヘルシンキを訪れたときでした。しかしあまりの残忍さに、信じることができなかったといいます。

米共和党全国委員会委員 ショーン・スティール氏
「どんな政府なら生きた人から臓器を摘出し、それを売ることができるのだろうか」

摘出された臓器は、数万ドルで売られています。

今年6月、イギリスの独立民衆法廷は、中国共産党は長年にわたって良心の囚人から強制的に臓器を摘出しており、いまだに続いていると裁定しました。

米共和党全国委員会委員 ショーン・スティール氏
「これは許せない犯罪であり、人類歴史のもっとも暗黒な汚点として記憶されるだろう」

スティール氏は、民衆法廷の裁定を受けて、今回の議案を共和党全国委員会で発議することを決めました。そして8月2日、全会一致で可決しました。

トランプ政権は今年6月に発表した信仰の自由に関する国際報告書の中で、中国の臓器狩りを強く非難しています。

米国際信教の自由担当大使 サム・ブラウンバック氏
「我々はここで再度、他方の報告書を引用するが、中共は法輪功学習者、ウイグル人、チベット仏教徒、地下教会信者などの良心の囚人から強制的に臓器を摘出している」

NTDTV 記者 Holly Kellum
「スティール氏は、来年の共和党全国委員会で綱領の投票を行うときに、再度この議題を提出すると示しました。また、民主党の全国委員会でも同様の議案を議決されることを期待すると述べました」

 
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