【動画ニュース】深夜まで強制排除 警察は中国国旗を振る男を保護

香港の「逃亡犯条例」改正案反対運動は3カ月近く続いています。25日、警察当局はデモ隊に向け催涙弾を発射しただけでなく、放水車、装甲車を出動させ、さらには実弾まで発砲しました。九龍(カウロン)北西部の深水埗(サムソイボウ)では何度も警察による強制排除が行われ、多くの市民が拘束されました。一方、中国共産党の五星紅旗を振り回す男性が出現し市民を挑発しましたが、警察に保護されました。

記者
ここは深水埗の欽州街です。葵涌で行われたデモの後、デモ隊は複数の場所に移動しました。深水埗警察署もこちらにあり、午後8時過ぎから何度も強制排除を行いました。深夜12時の時点でまだ大勢の抗議者が集まっています。

デモ隊の一部が夜に、深水埗(サムソイボウ)警察署の周囲に集まり、警察署に向かってレーザーポイントを照射しました。機動隊による強制排除が複数回行われ、複数の市民が拘束されました。現場では「市民を釈放せよ」とのシュプレヒコールが上がり、民主派議員が警察の対話を求めました。

香港立法会議員 許智峯氏
「なぜ何の証拠もない状況下で、手当たり次第逮捕するのか。現場の指揮官はまだ回答していない。なぜ逮捕するのかわからないと言うが、これは違法だ」

深夜11時頃、白いTシャツを着た男性が現れ、警察署の前で中国共産党の五星紅旗を振り回しました。デモ隊がこの男性にレーザーポインターを照射しましたが、男性はすぐ警察に連れて行かれました。目撃者によると、この男性は北京語を話していて、意図的にデモ隊に挑発しようとしていたと見られています。

現場目撃者
「彼はわざと我々の情緒を煽ろうとしていた。私が彼の国旗を取ろうとして、彼の横に行ったら、彼は北京語で国旗を持ってくれと言った。もちろん私はその旗を持つわけがないが、機動隊がすぐ彼を中に連れていった」

目撃者の市民は、党と国は分けて考えるべきで、国は愛しても共産党は決して愛していないと述べます。

現場目撃者
「私は中国を愛しているし、ここ香港を愛している。しかし共産党、中共は愛していない」

記者
なぜ中共を愛していないのか

現場目撃者
「中共の政策は腐敗しており、汚職も深刻だからだ」

 
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