ウイルス専門家 中共ウイルスの6つの特徴

北京の元感染症医師で17年の臨床と研究経験を持ち、現在はスイスのバイオ企業で首席科学官を務める董宇紅(とう・うこう)博士に、中共ウイルスの特徴について話を伺いました。

董宇紅博士は、世界中で猛威を振るっている中共ウイルスについて、その特徴をまとめました。まず、中共ウイルスは無症状でも感染している場合があり、患者は体内にウイルスがあっても気づかない場合があると述べます。

ウイルス専門家 董宇紅博士
「一部慢性疾患の患者は、病院で血液検査を受けた時に、中共(武漢)ウイルスの陽性反応が出ることがある。しかし患者は武漢肺炎の症状が何も現れていない」

次に、ウイルスの潜伏期間が長く、平均20日前後ですが、最長で37日の場合も発見されています。

ウイルス専門家 董宇紅博士
「一部の患者は体内での潜伏期間が37日もあった。この研究結果から、隔離の期間をもっと長くする必要があるかもしれない。現在、どこの国も基本的に14日間の隔離を採用している。37日と比べると、どれくらいの人が潜伏期間が長いがために隔離日数が足りず、見逃されたのか分からない」

三つ目は、核酸検査による陽性検出率は40〜50%と低く、多くの感染者を見逃しているかもしれません。

ウイルス専門家 董宇紅博士
「普通は、発熱などの症状が出てから、患者はウイルス検査に行く。この確率が50%だ。それから症状のある患者が核酸検査を受けるが、陽性検出率はまた50%しかない。このように検査から漏れていくし、漏れる確率はかなり高い」

4つ目は、感染経路が多様で、とくに紙幣による感染には気を付ける必要があるといいます。

ウイルス専門家 董宇紅博士
「紙幣は広く流通するので、肺炎患者が触ったこれらの物によって、すでに多くの人が感染している可能性がある」

5つ目は、ウイルスが慢性化し、長期にわたり体内に潜伏し、再び陽性になる場合もあります。

ウイルス専門家 董宇紅博士
「本当に完治したのか、それとも表面上の症状だけが治ったのか。このウイルスを患者の体内から永久に徹底的に取り除いたのかどうか」

最後に、中国では退院の基準が非常に緩く、ウイルスの残存の可能性がある患者も退院させていると指摘します。

ウイルス専門家 董宇紅博士
「多くの完治していない患者が、実際にはウイルスを保有している人が再び社会に戻り、潜在的なリスクをもたらしている」

 
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