米議会が中共とWHOの隠蔽の調査開始

米国の情報機関は、中共政府が中共ウイルスの感染確定患者数や死亡者数の情報を隠蔽していたと報告しました。米上院委員会は真相究明に向けた全面的な調査に乗り出しています。

中共の隠蔽工作を非難する動きが強まる中、米上院国土安全保障委員会のロン・ジョンソン委員長は4月13日、米政治ニュースサイト「ポリティコ」で、ウイルスが発生源からどのように広がったのか、中国共産党の隠蔽工作にWHOがどのような役割を果たしたのかに焦点を当てた全面的な調査が開始されると述べました。

同委員会のリック・スコット上院議員は14日、「共産中国は引き続き嘘をつき、情報を隠し、批判を避け続けている。中国共産党は、世界中の多くの罪のない人々を死に追いやった責任を問われなければならない」とツイートしました。

WHOへの調査はスコット議員の指揮の下で行われる予定です。

一方で、米国のメディアも相次ぎ、ウイルスを世界に拡散させた中共とWHOの責任問題に焦点を当てています。

ウォール・ストリート・ジャーナルは4月13日、「コロナウイルスについて世界を欺き続ける中国」と題した記事を発表し、中共は流行の初期段階で真の情報を隠しただけでなく、流行に関連した重要な情報を捏造し続けていると指摘しています。

記事では「国民の注意をそらすために、中国の支配者はまたもやお決まりの脚本を繰り返している。情報を隠蔽し、災害に関する白熱した議論を抑制し、民族主義的感情を煽っている」「70年の執政を経てもなお中共は恣意的な規制と残忍な弾圧、 驚異的な汚職と大規模な欺瞞に頼っている」と述べています。

そして記事は、「中共が自国民をやさしく取り扱うことができないのなら、世界に対しては尚更だ 」という結論で締めくくられています。

FOXニュースも14日「WHOは至急改革が必要」と題した文章を発表しました。

 
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