米議員3人が国務長官に書簡 中共幹部10人の制裁を要求

米連邦下院議員三人が5月18日、ポンペオ国務長官とムニューシン財務長官に書簡を送り、人権グローバル・マグニツキー法を発動して中共幹部10人を制裁するよう促しました。

米下院のジム・バンクス議員、ダン・クレンショー議員、ランス・グーデン議員は18日、ポンペオ国務長官とムニューシン財務長官に書簡を送り、人権グローバル・マグニツキー法を発動して中国共産党幹部10人を制裁するよう促しました。

武漢市副市長の陳邂馨氏、武漢市公安局長の李義龍氏と元副局長の夏建中氏、国家衛生健康委員会主任の馬暁偉氏と副主任の王賀勝氏、中共外交部報道官の趙立賢氏、元中共駐南アフリカ大使の林松添氏、新疆ウイグル自治区の和田(ホータン)工業情報化局副局長の張偉氏、中央政治局委員の陳全国氏、ハイクビジョンの会長、陳宗南氏が制裁の対象となっています。

書簡では、中共ウイルスの発生を外部に知らせた医師への弾圧、ジャーナリストの拘束、虚偽の情報・誤解を招く情報の拡散、米軍への誹謗中傷などが告発されています。

さらに、「彼らの行動は世界経済に深刻なダメージを与え、数え切れないほどの米国人や中国人の命を奪っている。 彼らは、2005年の国際保健規則や市民の人権及び、国際関係における公正さと責任の基本原則に違反している」と記されています。

2005年の国際保健規則では、大規模な疫病の発生があった場合には、速やかに世界保健機関(WHO)に通知することが各国に義務付けてられています。

 
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