極左勢力が「シアトル占拠」 大統領は無政府状態の解決を促す

シアトルでは警察署の支局がANTIFAなどの過激派組織に占拠されました。暴徒らは市街地の一角に「自治区」を設置したと主張しています。

シアトル警察東署は3日間にわたって抗議者に占拠されました。6月11日、シアトル警察のカルメン・ベスト署長は、全ての警官を支持すると表明しました。

シアトル警察署長 カルメン・ベスト氏
「我々は今、シアトル警察署設立以来最も困難な時期を経験している。これまでの2週間が、あなたたちと家族にとってどれほど苦しい日々だったのかわかっている。感謝の言葉だけでは足りない」

ベスト署長は8日に出された警察署からの警察の撤退命令は、自身が決めたことではないと述べました。

シアトル警察署長 カルメン・ベスト氏
「分かってほしいのは、支局を放棄したのは私の決定ではない。最終的に市政府が巨大な圧力に屈したのだ。(当時の)確実な情報によると、我々がいったん警察支局を離れると、反政府組織は支局を破壊または放火すると聞いた」

警察署を占拠した後、ANTIFAをはじめとする極左勢力は、シアトルのダウンタウンの6ブロックを「自治区」にすると主張し、一部の区域では武装した男たちが警備にあたっています。

シアトル警察署長 カルメン・ベスト氏
「武装勢力が12th アベニューとPine ストリート付近でパトロールしていると聞いていて、非常に心配だ。彼らが誰なのか分からないからだ。また報告によると、これらの武装者はビジネスオーナーに保護費の支払いを要求する可能性がある。彼らは区域内の住民に対し身分証明書の提示を要求していると聞いたが、これは違法である」

これは黒人男性フロイドさんの死による抗議活動が暴動に変わった後、極左勢力が展開しているさらなる過激行動です。

一部の人は、今回の事件を利用して、警察の経費削減や警察の武装解除、さらには警察や警察署の解体を要求し、警察の徹底的な弱体化を狙っています。

6月10日、これらの人々はシアトル市役所に流れ込み、市長にすぐに警察の経費を削減しないのなら退任するよう求めました。

警察は占領された警察署を取り戻すことを望んでいますが、シアトル市当局はそれを支持していません。シアトルは無政府状態に陥っています。

トランプ大統領は10日夜、シアトル市長とワシントン州知事が何もしないで事態を放置していることを批判し、「急進左翼の知事とシアトル市長が馬鹿にされているが、我が国ではかつてなかったことだ。 すぐに自分の街を取り戻せ。あなたたちがやらないなら、私がやる。これはゲームではない。醜い無政府主義者をすぐに止めなければならない。今すぐ行動しろ!」とツイートしました。

 
関連記事