米大統領選2020 二つの要因からみるトランプ氏の必勝 【なるほどTHE NEWS】

世論調査では「バイデン氏優勢」 現実は正反対?
アメリカの政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス(RCP)」がまとめた大統領選の世論調査によると、10月25日の時点で、バイデン氏が支持率で7.8ポイントリードしています。

さらに、10月18日から25日までの世論調査でも、ラスムセン・レポートを除いては、いずれもバイデン氏がリードしています。ラスムセンの最新調査では、トランプ氏が1ポイントリードしています。

2016年の世論調査が大外れしたため、調査結果に対する不信感があったことに加え、次の2つの大きな要因があります。

一つは、現実の中でトランプ氏の支持者の勢いがバイデン陣営よりはるかに大きいことを人々が目の当たりにしていることです。もう一つは、バイデン一家のスキャンダルによって、バイデン氏の人望が失われたことです。まず、トランプ陣営の勢いについて見てみましょう。

要因その1: 各地を駆け回るトランプ氏とライバルの名前を間違うバイデン氏
まず第一に、トランプ氏自身が非常に勤勉であることです。

22日にテレビ討論会がありましたが、バイデン氏はその前の日曜日の選挙活動のあとから、討論会まで3日間自宅にこもりました。 
討論会2日後の土曜日の選挙活動後、バイデン氏は再び姿を見せず、地元のデラウェア州に隠れています。月曜日には「戦わないカード」を掲げ、選挙チームは2日連続して「プレリリースなし」でした。 トランプ氏はバイデン氏が「地下室に隠れ込んだ」と皮肉を言いました。

大統領選の投票日まで残りわずかです。このことは、大学の授業をサボるのと違って、ホワイトハウスの大統領に立候補し、国の責任をとる重要なことであるのに、バイデン氏はいつも休みを取っています 。

そして22日のテレビ討論会の後、バイデン氏は選挙活動にもっと積極的に取り組むと宣言したにもかかわらず、結局は、土曜日にデラウェア州に近いペンシルバニア州での2か所のキャンペーンのみで終わらせました。

しかし、バイデン氏が何もしなかったわけではありません。日曜日、彼はツイッターに「残り9日、レッツゴー!」と投稿しました 。しかし、「レッツゴー」と言って、人々には投票を求めながら、彼自身は「選挙から逃げている」と人々は揶揄しています。

また、トランプ氏から「地下室に隠れ込んだ」と揶揄されていますが、少なくともCNNのオンラインインタビューには応じました。結果、バイデン氏が公の場に出たがらない理由の一つがわかりました。 彼はCNNのレポーターとのオンラインインタビューで、トランプ氏を「ジョージ」と呼び、彼のライバルは「ジョージ」であると言いました。ジョージとは、ジョージ・ブッシュ元大統領の名前です。ライバルの名前さえ間違ってしまうから、家で休んでいたのだと、人々も納得したのです。
 
一方、トランプ氏は、週末だけでなく、月曜日も朝早くから、激戦州の一つであるペンシルベニア州に赴き、1日に3回の選挙集会を開きました。 2人の大統領候補自身の勤勉さから判断すると、どちらがより有権者の心を掴むのでしょう。

 
要因その2: 宗教・民族を超えて賑わうトランプ集会と閑古鳥が鳴くバイデン集会
ここ1か月、アメリカ各地でトランプ支持者によるトランプ支持活動が大々的に行われています。 10月25日に、ロサンゼルスでの自動車集会には500台以上の車が参加し、星条旗やトランプ支持の旗を飾った車が各地から駆けつけました。自動車パレードの他にも、バイクやボートによるパレードなどが各地で開催されています。また、アフリカ系やユダヤ系市民など、各民族の人々もトランプ支持パレードを行っており、2016年には見られなかった現象です。 

主流メディアの世論調査を見ないで、全米各地のトランプ氏を支援するこれらの活動だけを見ると、トランプ氏は間違いなく再選されます! これは偏見ではなく、実際に起こっていることです。バイデン陣営は上から下まで、バイデン氏自身から支持者に至るまで、総じて静かで大きな活動もありません。バイデン氏の選挙集会は人が非常に少ないのに対し、トランプ氏の集会はいつも支持者でいっぱいです。またアメリカでは、多くの家庭に庭があり、選挙前になると、自分が支持する候補者の名前を書いた看板を庭に立てています。

 
一部の友人から聞いたのですが、ニューヨーク州をドライブしていると、トランプ・ペンスを支持する看板が7割8割を占め、バイデン・ハリスの支持看板はあまりみかけないといいます。 民主党の牙城とされるニューヨーク州でさえこの有様です。 主流メディアや世論調査以外の、実際に見て感じたものだけを見ると、トランプ氏の再選は大勢の赴くところです。

以上、トランプ陣営の勢いとバイデン陣営の状況を比べてみました。

 
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