失言?それとも意図的発言?バイデン氏「私はハリスの選挙パートナー」

民主党大統領候補のバイデン氏は10月27日、選挙イベントに参加した際、自身はカマラ・ハリス上院議員の選挙パートナーであると発言しました。これまでに失言を重ねていることから、トランプ大統領陣営からはしばしば、バイデン氏は民主党の急進左翼の「トロイの木馬」に過ぎず、左派がホワイトハウスに送りたいのはカマラ・ハリス氏ではないかと疑われています。

民主党大統領候補 バイデン氏
「私の名前はジョー・バイデンで、ジル・バイデンの夫。私はハリスの選挙パートナーだ。冗談だと思っているのだろう?」

民主党大統領候補のバイデン氏は10月27日、アトランタでの選挙イベントに参加した際に、自身はカマラ・ハリス上院議員の選挙パートナーで副大統領候補であると述べました。

この発言は一見冗談のように思われますが、トランプ大統領や共和党陣営がよく批判していることでもあります。つまりバイデン氏は民主党内の急進左派の「トロイの木馬」であり、今回の選挙でバイデン氏が当選した場合、実際に権力を握るのはハリス氏であると考えられています。

実際、カマラ・ハリス氏自身も「ハリス政権」という言葉を口にしています。

民主党副大統領候補 カマラ・ハリス氏
「ハリス政権は、大統領に就くジョーバイデンと共に、バイデン ・ハリス政権はマイノリティーの企業主のために1000億ドルの低金利の融資と投資を提供する」

「次期米国大統領のカマラ・ハリス氏を紹介できて光栄です」

さらに、テキサス州での選挙イベントではハリス氏を「次期米国大統領」として公に紹介しています。これは、自身は「ハリス氏の選挙パートナー」であると言ったバイデン氏の発言と一致しています。これは単なる失言なのか、それとももう隠す必要がなくなったのでしょうか。

 
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