米 主流メディアが方向転換 トランプを高評価/バイデン一家を酷評 【なるほどTHE NEWS】

米大統領選の投票が始まる前に、主流メディアは、すでに選挙の結果を内部で予測しているかのように変化が現れ、この傾向はバイデン氏にとって非常に不利であることが明らかになっています。
 
10月30日、ウォール・ストリート・ジャーナル紙では「トランプ氏は すでに勝った」という見出しで評論記事を掲載しました。トランプ氏が再選を勝ち取ることが予想されるとしながら、アメリカの経済成長及び社会の法と秩序を回復させる努力をしてきたことが評価されるに値し、再選されるべきだという二つの意味があります。
 
トランプ氏批判で知られるCNNは同日、「トランプ氏は2期目に値する」と題する異例の評論を掲載しました。それと同時に、主流メディアは選挙前の土壇場で意外にもバイデン一家のスキャンダルを取り上げ始めました。

CNNの看板ニュースアンカー  ジェイク・タッパー氏は番組で、ハンター・バイデン氏のウクライナの天然ガス会社ブリスマ社との問題は本当に「疑わしい」と公言しました。

10月30日、ABCテレビ局では、バイデン氏がウクライナ騒乱勃発時の2014年に、ウクライナの首都キエフに飛んだという事実を紹介し、そのわずか3週間後には、汚職疑惑のあるウクライナ企業ブリスマ社がバイデン氏の息子ハンター氏を取締役に昇格させ、年間数百万ドルを渡していたことを報じました。
 
さらに驚いたことに、バイデン一家のスキャンダルの話題をこれまで完全に避け、トランプ氏に関するネガティブな情報を大量に報じていたABCテレビ局は、当時のハンター氏の不名誉な状況まで報じたことです。ブリスマ社がハンター氏を役員に据えた時期に、ハンター氏は薬物使用で海軍予備軍を除隊されたこと、そして、天然ガス業界での経験がなかったことを報じたのです。
 
選挙前の主流メディアのこのような180度の方向転換は本当に驚いてしまうのですが、おそらく彼らはバイデン氏がホワイトハウスに入る確率は高くないことを察知し、自分たちに「逃げ道」を作る方向に切り替えたのでしょう。
 
4年に一度のアメリカ大統領選挙、2020年の投票日は米東部時間11月3日です。当日の投票は、最も早いニューヨーク州などで日本時間の3日20時に始まり、最も遅いアラスカ州やハワイ州で日本時間の4日14時に終わります。 
 
2016年の大統領選挙では、投票日の夜午前2時半頃(現地時間)に勝者が判明しましたが、今年は、新型コロナウイルスの影響で、郵便投票や不在者投票が大幅に増えているため、今回の選挙は、投票後すぐに結果が出ない可能性があるとみられます。

 
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