香港当局 法輪功学習者の真相伝えを妨害

中国本土で1999年から法輪功学習者への弾圧が開始されて以降、香港の法輪功学習者は街頭で、中共による人権弾圧の実態を暴露し、迫害真相を伝えてきました。近日、香港の食物環境衛生署(FEHD)の職員は、法輪功学習者の真相を伝えるパネルの展示を中止させました。一方、現場の市民は、法輪功学習者への支持を示しました。

1月29日午前9時頃、香港の旺角(モンコック)の亜皆老街にある、法輪功の真相を伝える拠点で、一人の法輪功学習者が普段通りパネルを展示しようとしましたが、現場に現れた20人以上の食物環境衛生署の職員によって阻止されました。

香港の法輪功学習者
「彼らは毎回地政総署(Lands Department)に申請しなければならないと言った。地政総署には申請に適合する法律規定がないと答えたら、彼らは申請しなければ警察がこれらの看板を押収すると言っていた」

食物環境衛生署の対応に不満を感じたある市民は、親指を立てて法輪功学習者への支持を示しました。

香港市民
「絶対支持しなければならない。彼ら(食物環境衛生署の職員)は無茶苦茶なことを言っている。構う必要はない」
「法輪大法は素晴らしい!」

法輪功学習者が食物環境衛生署の職員と話している間、職員が水を撒いて道路の清掃をし始めたため、法輪功学習者はその場から移動せざるを得ませんでした。現場では、数名の食物環境衛生署の職員が状況の全過程を撮影し、1時間以上してから立ち去りました。

過去には、2名の法輪功学習者が拠点にあるパネルを奪われたとして、食物環境衛生署を提訴していました。訴訟は現在も続いており、終審裁判所は最近、当案件についての審理を今年4月まで延期すると発表しました。

 
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