ジェノサイド・ゲームにNO! 「NBCは北京五輪中継するな」

中共当局による新疆ウイグル自治区での行為はジェノサイドであると世界各国が相次いで認定し、注目が集まっています。3月12日、ニューヨークの一部市民がNBCテレビ本社前に集まり、2022年北京冬季オリンピックの生中継をしないよう呼びかけました。

米国、カナダ、オランダの議会では、中共の新疆ウイグル自治区での人権侵害は「ジェノサイド(大量虐殺)」であると認定する動議を相次いで可決しました。

キリスト教防衛連合(Christian Defense Coalition)のメンバーは3月12日、ニューヨークのNBCテレビ本社前に集まり、同社に対して、2022年の北京冬季オリンピックを生中継しないよう訴えました。

活動参加者 クリス・スラッテリー氏
「NBC、まだ正気があるなら、何とかしなさい」

活動参加者らは、2022年北京冬季オリンピックは「ジェノサイド・ゲーム」であると書かれたパネルを掲げ、中共の自国民に対する迫害を直視するよう各界に呼びかけました。

キリスト教防衛連合主任のパトリック・マホーニー牧師
「中国(共)は、ウイグル人に対して、ジェサイドを行っている。キリスト教徒を残酷に扱い、教会を破壊している。法輪功学習者を弾圧し、臓器を収奪している。
言論の自由を踏みにじり、自国民を残虐に扱っている」

キリスト教防衛連合はNBCテレビに、北京冬季オリンピックの放送を行うことは、中共の偽りのイメージを輸出すると同時に、中共の自国民への迫害を助長させることであると警告しました。

キリスト教防衛連合主任のパトリック・マホーニー牧師
「大手メディア企業は、真実を報道し、中国で何が起こっているのかを人々に伝えてほしい」

これらの呼びかけに対し、現時点で、NBCテレビは反応を示していません。キリスト教防衛連合は、より多くの活動を通して、北京オリンピックのスポンサーに再考するよう呼びかけると同時に、政界と協力して中国の人権問題について、より多くの人に関心を持ってもらえるよう働きかけると述べました。

 
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