マルクス主義者のBLM共同創設者の高級住宅購入スクープ フェイスブックとインスタグラムで検閲

BLM運動の共同創立者であるパトリス・カーン=カラーズ氏が高級住宅を購入したことが明らかになりましたが、FacebookとInstagramはこのことに関する報道をユーザーが共有することを規制しています。この報道は、カラーズ氏が自称マルクス主義者であることから、大きな反響を呼んでいます。しかし、現在ソーシャルメディアで報道記事を共有することができません。

FacebookとInstagramは、「ニューヨークポスト紙」によるこの報道記事をユーザーが共有することをブロックしています。記事の内容は、BLM運動の共同創立者であるカラーズ氏が、白人の住居者が高比率を占める地域に複数の住宅を所有していることです。

記事によると、自称マルクス主義者であるカラーズ氏は、2016年以降、米国内で高級住宅4軒を320万ドル(約3億4800万円)で購入しています。

さらに、カラーズ氏はバハマの高級リゾート地での物件購入も検討していると報道されています。

海岸沿いに位置するアルバニーリゾートのアパートやタウンハウスの価格は、およそ500万ドルから2000万ドルに達します。

しかし4月15日、Facebookユーザーは、タイムラインやMessenge(メッセンジー)アプリでこの記事を共有することができないことに気づきました。

ユーザーがリンクを共有しようとする際、「このリンクはFacebookのコミュニティ規約に違反する」というメッセージが表示され、共有がブロックされます。

ソーシャルメディア大手が「ニューヨークポスト紙」の記事共有をブロックするのは、今回が初めてではありません。

2020年10月には、ハンター・バイデン氏に関する記事がFacebookやTwitterで同様の扱いを受けました。

Twitter社は理由として、当該記事がハッキングを通じて入手した素材の直接配布を禁止する同社のポリシーに違反し、またプライバシーに関するポリシーに違反していたため、記事の共有をブロックしたとしています。

 
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