中共 尖閣諸島含む地形図公表 周恩来「国際協定において日本領と認識」

尖閣諸島主権をめぐる日中間の紛争が激化しています。近日、中共当局は公式サイトに「釣魚島(ちょうぎょとう)およびその付属島嶼の地形地貌調査報告書」を発表し、改めて尖閣諸島の領有権を主張しました。翌日、日本政府は中共側の独自の主張に基づく記載が含まれているとして抗議しました。

4月26日、中共の自然資源部は報告書を発表し、「最新の高分解能衛星リモートセンシングなどの調査方法を採用して、釣魚島、北小島、南小島などの地形データを取得し、最新かつ大型の島の地形図を作成した」としています。

報告書では、調査において「歴史的な調査結果」を連用したことを強調し、高解像度の衛星画像による分析および尖閣諸島の最新の地形データに基づき、島の大縮尺図を作成したとしています。

地形図には、2012年に起きた尖閣諸島をめぐる主権論争の後に、中共が命名した呼称が多数用いられています。

日本のメディアは、加藤勝信官房長官が尖閣諸島は歴史的にも国際法上においても疑いのない日本固有の領土であると抗議したと報じました。

2012年、日本の外務省は、中国共産党機関紙「人民日報」が1953年に報道した尖閣諸島に関する社説を掲載しました。人民日報の社説によると、当時中共の周恩来首相は、過去のいかなる国際協定においてもこれらの島嶼は日本の領土として見なされていると述べました。

中共は1971年になって、初めて尖閣諸島の領有権を主張し始めました。尖閣諸島をめぐる紛争は近年激化しています。

中共外交部の汪文斌報道官
「現在、日中関係は厳しい試練に直面している」

4月25日には、中共海警局の船舶が尖閣諸島周辺の領海に侵入したため、日本政府による抗議がありました。

 
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