米政府端末でのTikTok利用禁止 上院委員会が法案可決

米上院の国土安全保障・政府活動委員会は、連邦政府職員が政府専用端末でTikTok (ティックトック)アプリを使用することを禁止する法案を、全会一致で可決しました。

この法案を提出したジョシュ・ホリー(Josh Hawley)上院議員は12日に声明を発表し、TikTokを禁止する原因について、中国資本のこのプラットフォームは、「差し迫った国家安全保障上の脅威である」と述べました。

ホリー氏はTikTokを政府端末で使用してはならず、連邦政府のデバイスからTikTokを禁止することは中共のスパイ活動による脅威に真剣に取り組むための最初の重要な一歩であると述べています。

現在、米国防総省、国土安全保障省、国務省、運輸保安局などの米連邦政府機関の一部の端末で、TikTokの使用が禁止されています。今回の法案は、連邦政府部門のすべての端末へのTikTokのダウンロードを禁止するというものです。

 
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