広州地下鉄が浸水 恐怖のあまり乗客らが逃げ出す

7月30日、中国南部の広東省が豪雨に見舞われました。広州市では地下鉄21号線の神舟駅が浸水し、乗客らが慌てて避難しました。

「地下鉄神舟駅が水漏れしている」

ネットユーザーが投稿した動画によると、広州地下鉄21号線の神舟駅構内に水が激しく流れ込み、水位がみるみる上昇しました。10日前に河南省鄭州市では地下鉄の浸水による大惨事が起きたばかりで、多くの人が地下鉄の浸水に恐怖心を抱いています。動画には乗客や駅の職員が慌てて走り出す姿が映し出されています。

30日、広州市気象局は天河区と黃埔区に対し、4段階ある洪水警報の上から2番めに危険度が高い「オレンジ色警報」を発令しました。広州市の道路にすでに大量の水が溜まっているのがわかります。広東省の各地では8月1日まで、雷を伴う降雨が予想されています。専門家は、江門市、汕尾市、揭陽市などでは地質災害が発生する恐れがあるとしています。

 
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