中共は台湾侵攻を繰り上げるか 福建省の内部文書が流出

中共軍の戦闘機がかつてない規模で飛来して台湾を悩ませています。調査によって、中共は数年前から戦闘準備に関する調査を集中的に行ってきたことが明らかになっており、ある研究者は、習近平総書記は台湾への攻撃を早める可能性があると指摘しています。

福建省は中国の中で台湾に最も近い省です。中共軍は10月11日、数日前に福建省南部で上陸作戦の演習訓練を行ったと発表しました。公開された映像には、小隊の兵士が小型船に乗って上陸し、発煙弾を投げ、鉄条網を突破して前進する様子が撮影されていました。

中共軍は今回の演習と台湾情勢との関連性に言及してはいませんが、その意図は明らかです。

台湾国慶節の前日に、習近平総書記は台湾に対する講話を発表して、台湾との統一の必要性を再度明言しました。

これに先立って10月1日から5日にかけて、中共は台湾に向けて合計150回も戦闘機を飛ばしました。

台湾国防部長は、台湾と中国大陸の間の緊張は、過去40年で最高点に達していると述べています。

大紀元の調査によって、中共はここ数年、「国防動員潜在力調査」を集中的に行っていることが明らかになりました。大紀元が独占入手した、2020年1月に福建省泉州市恵安県で作成された内部文書「国防動員潜在力の調査統計に関する通知」には、「国防動員の急速な反映能力と平時から戦時への転換能力を向上させ、効率の高い参戦と保障作戦の支援という目的を実現する」必要があると記されています。

インターネットに開示された情報から、習近平総書記の二期目が始まった2018年から、国防動員潜在力に関する調査回数が、それまでの2年に1回から1年に1回に変更されたことがわかっています。

中共海軍司令部の元中将 姚誠
「彼ら(中共)がこうした統計を取るのには目的がある。中国人民解放軍は設立以来、その軍事戦略構想がどう変化しようとも、その『人民戦争』構想は一貫して今日まで続いている。つまり、人海戦術だ」

豪州在住の法学者、袁紅冰氏は、さまざまな予兆から、中共当局は今、中国を戦争へと突入させる時期を早めていることが分かり、それは主に台湾作戦を指していると指摘しています。

豪州在住の法律学者 袁紅冰氏
「中国国内の良識のある人は、習近平当局が元々確定していた台湾海峡戦の発動時期は第20回全国人民代表大会の後、つまり2023年から2024年頃だったと明かしている。しかし、少し前に米軍がアフガニスタンからほうほうのていで撤退したため、習近平は台湾海峡戦の発動時期を少し繰り上げた可能性がある。バイデン政権は弱腰だと思ったのだ」

中共国家発展改革委員会はさらに「市場参入ネガティブリスト(2021)」を発表して、民間資本のメディア業界への参入を禁止して大衆の言論の自由をより一層締め付けるとしています。

豪州在住の法律学者 袁紅冰氏
「つまり世論をより一層徹底的に抑圧死させて、政治・経済・文化の面から戦争状態に全面的に突入させるつもりだ」

台湾海峡での戦争が一触即発ではないかとの注目が集まる中、米国を中心とした民主主義国家は現在、インド太平洋地域で軍事演習を行っています。

10月12日から米国、日本、インド、豪州の四か国はベンガル湾で2021年マラバール軍事演習の第二段階を展開しており、米国は空母カール・ヴィンソンを派遣しています。

インド海軍は、第二段階軍事演習は四か国の海軍の共同作戦推進力を高めることを目的としており、先進的水上戦艦と対潜水艦作戦の演習に焦点を当てていると発表しています。

四か国の海軍は8月にグアム付近で第一段階の軍事演習を行いました。米国、日本、インド、豪州が今年初めて行った日米豪印戦略対話(クワッド)枠組みによる合同軍事演習は、中共を牽制する意味合いが強いと考えられています。

 
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