米国 世界のビットコイン採掘量のトップに

米国中国を抜いて、世界のビットコインマイニングの最大のシェアを握ったようです。それは、中共当局が国内の暗号資産活動を取り締まった後のことです。

ビットコインマイニングとは、新しいビットコインを入手する方法です。それは金の採掘に似ています。その違いは、金の採取には道具を使いますが、ビットコインマイニングはコンピュータを使って数学の問題を解き明かすのです。採掘者が正しい答えを出せば、ビットコインで報酬を得ることができます。

このマイニングの工程は相当なエネルギーを消費します。というのも、出題される数学の問題は非常に難解なため、昼夜を問わず稼働する並外れた性能を持つコンピューターでなければ解けないからです。

5月下旬、中国でビットコインの禁止措置が始まり、業界に壊滅的な打撃を与え、採掘者は閉店や海外移転を余儀なくされました。

禁止前には、ビットコインのマイニング活動の約7割が中国で行われていたと言われています。しかし、7月には中国でのマイニング活動は皆無になりました。

現在、マイニングの最大のシェアを占めているのは米国です。 英国のケンブリッジ大学オルタナティブ金融センター(Cambridge Centre of Alternative Finance:CCAF)によると、8月末時点で米国が約35%を占めていたとのことです。

 
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