インスタグラム 子供たちの利用制限を計画

ソーシャルメディアに、多くの時間を費していませんか?Instagram(インスタグラム)の開発者は、若いユーザーにそのことに気づいて欲しいと述べています。

記者
「Instagram をスクロールしていると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。子供たちにとっては、なおさらです。子供たちは携帯電話やソーシャルメディアのプラットフォームに夢中になります。もうすぐ、親は自分の子供がどれだけの時間をInstagramに費やしているかを知ることができるようになります」

Instagramは12月7日、保護者向けの新機能を発表しました。

アプリの使用時間があらかじめ設定された一定時間に達すると、10代の若いユーザーにも通知を送り、一度休憩を入れるように促すというものです。

Instagramの最高経営責任者(CEO)は、変更点を説明する動画を自身のTwitterアカウントで公開しました。

Instagramの最高経営責任者(CEO) アダム・モセリ氏
「これはちなみに、Instagramをより快適にご利用いただくための幅広い取り組みの一環である。最終的に自分にとって何がベストなのかは、あなた自身がよく分かっているはずだ」

専門家は、ソーシャルメディアの使い過ぎは若年層に悪影響を与える可能性があると指摘します。

サミット・ミニストリーズ、講演者 メーガン・アルモン氏
「孤独感、不安感、鬱などの話はよく耳にする。さらには、私たちが関わっている10代や若い世代に共通して見られるのが、異常なまでの完璧主義である。彼らは、失敗することをとても恐れる世界に生きているのだ」

しかし、この新機能が発表されたタイミングは、意図的なものだと思われています。

12月8日、InstagramのCEOモセリ氏が上院の委員会で証言を行いました。

エメラルド・デジタル社社長 マシュー・バーマン氏
「議会で証言を行う前日というタイミングを考えると、これはメンタルヘルスやセキュリティのためというより、連邦政府のスポットライトを浴びながらステージに立ち、自分たちの実績を誇示するためのものにすぎないと非難する人も多いだろう」

内部告発者の報告によると、FacebookとInstagramは、自社のアプリが子供たちや10代の若者に与えている有害な影響のことを知っているとのことです。

〈字幕版〉

 
関連記事