ゴルフトーナメント上海大会 3年連続で中止

今秋、上海でトップクラスのゴルフイベントが予定されています。3か月後、ウイルスによる都市封鎖は終わるのでしょうか?地元当局によると、終わらないかもしれません。

ゴルフの世界選手権「WGC-HSBCチャンピオンズ」が10月に上海で予定されていましたが、7月6日、開催の中止が発表されました。

上海市当局は規制を緩和していると言っていますが、上海の一部では都市封鎖が続いています。

この大会は、世界最高峰の選手が集うゴルフトーナメントで、賞金は1,500万ドル(約20億円)に上ります。

この大会は毎年、中国で開催されていますが、今年で3年連続の中止となります。

6月27日、北京市共産党委員会書記の蔡奇氏が、現在進行中の感染症対策に言及し、「今後5年間、北京市は感染症対策の方針を堅持する」と述べました。

この発言が波紋を広げると、中共官製メディアは蔡奇氏の発言から「5年」という言葉を削除しました。

蔡奇氏の発言を、上海で現在起きていることと重ね合わせる人もいます。上海市民は、強制的なPCR検査をはじめとする厳しい規則に今も従っています。また、未だに自宅隔離されている人もいます。

〈字幕版〉

 
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