米商務長官 半導体法案の議会通過遅れに警鐘

米国のジーナ・レモンド商務長官は、半導体関連法案の可決が遅れていると指摘し、議会通過の緊急性を強調しました。

ジーナ・レモンド 米商務長官
「私は、議員が素早く動くことを勧める。私は、国家安全保障の問題だと考えている。そうしなければ、これらの半導体企業は米国以外の国で投資を行うだろう」

レモンド長官は、バイデン大統領と全閣僚も法案に賛成していると述べました。

ジーナ・レモンド 米商務長官
「これはすべての米国人の利益となるものだ。私たちの国家安全保障が守られ、中国に私たちのものを横取りされることはないと知っていれば、夜も安心して眠ることができる。この法案を通すことがなぜ重要かと言うと、半導体の部品は最も緊急を要するものだからだ。私は議員らが正しいことをすることを願っている」

この法案に関する議論は、何か月も前から議会で行われてきました。

上院は昨年、この法案を可決し、下院は2月に下院独自の法案を可決しました。

この隔たりは、まだ解決されていません。

ロン・ワイデン下院議員(オレゴン州)
「これは危機一髪というわけではないが、国家安全保障に関わる非常に重大な課題だ。だから、私たちが通過させようとしている法案は、国家安全保障の重要な問題でもあり、経済問題でもある。そして、遅らせるわけにはいかない問題なのだ」

議会で合意が得られれば、法案はホワイトハウスに送られ、大統領の署名により成立します。

〈字幕版〉

 
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