青海省大同県で土石流発生 26人死亡

中国西部の青海省西寧市大同県で17日深夜、大雨による土石流が発生しました。当局の発表では、21日16時現在、死者は26人に増え、5人が行方不明になっていますが、実際の死傷者数は不明です。

17日、青海省西寧市の広い範囲が豪雨に見舞われ、18日の早朝に大同県の青林郷と青山郷で山津波と土石流が発生しました。

インターネットに投稿された動画では、洪水によって車が流され、道路が冠水し、路盤が破損している様子が映し出されています。

地元の複数の村民によると、洪水の勢いがあまりにも速く、多くの人が逃げ遅れたといいます。 6人家族で2人しか残っていない村民もいれば、家族4人が行方不明になった村民もいるといいます。

西寧市大同回族自治県青林郷上陽山村の共産党委員会の男性は18日午前、大紀元の取材に応じた際、洪水については事前に知らされておらず、「みんな夜中に寝ている間に流された。怖すぎる。死亡した人や行方不明になっている人は夜中に寝ている間に流された」と述べました。

西寧市大同県当局は、2つの郷、6つの村で1,517世帯、6,245人が被災したと発表しました。

 

 
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