中共が麻薬カルテルと協力 フェンタニルを米国に輸出

米国務省の元高官が22日、中共の国家安全部と統一戦線工作部が、フェンタニルの米国への輸送に関わっており、さらには製造にまで関与していることを明らかにしました。

米国務省の元高官デービッド・アッシャー(David Asher)氏は、22日、ニュースネイション(NewsNationの番組に出演した際、中共の国家安全部と統一戦線工作部がメキシコ麻薬カルテルと手を組んで、フェンタニルを米国に流入させていることを明らかにしました。 中共は、フェンタニルのメキシコへの輸送を組織的に行っているだけでなく、フェンタニルの製造にも何らかの形で関与しており、その目的は米国の若い世代の首を絞めることだと述べました。

米国土安全保障省のデータによると、7月に押収されたフェンタニルの量は2100ポンド(約950kg)を超え、6月の押収量の3倍、2019年全体の押収量に匹敵する量でした。

フェンタニルは、主に麻酔や鎮痛、疼痛緩和の目的で利用される合成オピオイドです。フェンタニルの毒性はモルヒネの約50〜100 倍で、わずか2mgで致死量になるとされています。米疾病予防管理センター(CDC)のデータによると、米国では昨年、10万人以上がオピオイドの過剰摂取で死亡していますが、そのうちの8割以上がフェンタニルに関連したものでした。一方、 メキシコの麻薬カルテルが製造する偽オピオイドは、毒性がさらに強く、危険性がさらに高いとされています。

米麻薬取締局(DEA)のアン・ミルグラム(Anne Milgram)長官は先日、フェンタニルはすでに全米の都市や農村に広がっており、米国が直面している最も致命的な麻薬であると警告しました。 米国では、過去10か月間に1万ポンド(約4500kg)以上のフェンタニルが押収されています。

 
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