ニュージーランド マスクなどコロナ規制の大半撤廃

ニュージーランド政府は12日、マスク着用やワクチン接種の義務付けなど、コロナ規制の大半を撤廃すると発表しました。ニュージーランドは2年ぶりに、通常の生活に戻ることになりました。

ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相
「パンデミック発生から927日。本日、我々はパンデミックへの対応において重要な節目を迎えた」

12日の記者会見で、アーダーン首相は、「コロナが我々の生活や未来を左右するのではなく、我々が支配権を取り戻す」と述べました。ニュージーランドの感染者数は今年2月以来の低水準となり、12日午前0時からほとんどのコロナ規制を撤廃すると発表しました。

これにより、スーパーマーケットや公共交通機関などでマスクを着用する必要がなくなり、ニュージーランドを訪れる外国人観光客はワクチン接種の必要がなくなります。 ただし、ウイルス検査で陽性となった場合、7日間の隔離が義務付けられ、病院や高齢者介護施設を訪れる際には、依然としてマスクが必要です。

また、ワクチン接種義務も26日に全て撤廃され、企業が従業員にワクチン接種を義務付けるかどうかは雇用主の判断に委ねられることになりました。

 
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