中国で死者数急増 都市が麻痺

中共ウイルスの感染拡大により、中国では各地で死亡者が急増しています。

河南省鄭州市のある火葬場では、遺体保冷庫の空きがなく、火葬待ちの遺体が床に並べられています。

鄭州葬儀社の陳さん
「今、鄭州には現在、空きがなく、(火葬は)みんな並んでいるので、2~3日かかると思います」

河南省の他の地域の火葬場も同じ状況です。

安養葬儀社の職員
「冷凍庫がない。多くの人が並んでいます」

新鄉安養葬儀社の職員
「今いっぱいです。最近、火葬が多く、火葬時間の予約は電話では受付できません」

首都北京では、多くの火葬場が24時間フル稼働しています。

北京東郊葬儀社の職員
「ここでは、朝陽区、東城区、西城区以外からの申し込みは受け付けません。多すぎて、朝陽区だけでも間に合わない」

北京の葬儀業者
「疫病による高齢者の死亡が多く、火葬が間に合っていない」

12月7日からの2週間、中共当局が発表した死者はわずか7人で、多くの人が呆気に取られています。

中共は3年間にわたり極端な「ゼロコロナ政策」を実施してきました。最近になってようやく風邪薬や解熱剤を購入することができるようになったことで駆け込み需要が発生し、各地で在庫不足が深刻化しています。

中国問題評論家 橫河さん
「中国は世界最大のジェネリック医薬品生産国です。 これらの医薬品の不足は買い溜めによって生じたのではなく、政策によるものです。 ゼロコロナ政策の当初は、薬局で風邪薬や解熱剤を売らなかったからです」

中共は最近、突然防疫政策を緩和しましたが、首都北京も金融の中心地上海も、病院には患者があふれ、景気は後退し、宅急便の荷物が山積みになっています。

北京市民
「北京の宅配便の状態は、基本的に麻痺している。私は2台のカメラを探しに来たが、まだ見つかっていない。まだトラック2台分の荷物が卸されていないようだ」

中国での感染拡大は国際的にも注目されており、米国は懸念を表明し、ワクチンの支援などを考えています。

米国務省 ネッド・プライス報道官
「米国は世界最大のワクチン提供国であり、中国人を含む世界中の人々を引き続き支援していきます」

 
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