元外交官が明かす 中共の在外公館人員配置

最近、カナダ政府がカナダに駐在する中国共産党(中共)外交官の趙巍氏国外追放した件について、中共の外交機関の運用が世界的な注目を集めています。ある情報筋によれば、中共はカナダに177人もの外交官を派遣していると言われています。

元中共外交官の陳用林氏がエポックタイムズの取材に応じ、中共の海外の大使館や領事館における部署や人員配置を明らかにしました。陳氏によると、中国領事館には通常、総領事のほかに2人の副総領事がおり、1人は政治などの分野や事務を担当し、もう1人は国家安全部(MSS)の所属だといいます。

元中共外交官・陳用林氏
「彼らは領事館職員を監視し、さらに国家安全部(MSS)システムの業務についても協力して行わなければならないのです。一部の特定の人物について監視する必要があるのです」

陳氏はさらに、中国領事館の政務室が、海外での法輪功学習者や民主派、ウイグル族、チベット族など、いわゆる「6つの反体制派」を根絶または完全にコントロールしようとしていることを明らかにしました。陳氏は2007年の時点で、中国領事館が反法輪功を優先課題としていたことを明かしました。

カナダの法輪功学習者・アンナさん
「夫のところに公安から電話がかかってきて、面会を求めてきました。公安は夫に対して娘に中国に帰国して彼らに協力するよう伝えてほしいと要求しました。これが嫌がらせではないとしても、私たちへの警告であることに変わりはありません。彼らは今あなたの連絡先を持っていて、家族を人質にとっているのだと言っているようなものです。私たち家族への脅威です」

カナダ在住の華人作家・盛雪氏
「私が『暗黒・開放中国底無しの闇』を書いていた時に、中共から集中的な攻撃や脅迫を受け、本を出版した後は、カナダ作家協会の活動に参加することを許されなくなりました。これは領事館の意向、あるいは圧力によるものだったに違いありません。このように、私の家族への嫌がらせや脅迫、影響は止むことがありません」

元在カナダ中国領事館の外交官・趙巍氏はカナダの国会議員とその家族を脅したとして告発され、5月に国外追放されました。

元中共外交官・陳用林氏
「趙巍氏は法輪功学習者などの反中共派の追跡を主に担当していました。つまり、彼は政務の分野を担当していたということです。反体制派の写真を撮ったり、身元が監視、記録され、その情報は中国の秘密警察に送られました。国務院僑務弁公室統一戦線部と協力し、政治宣伝と共産主義スパイの育成を行っており、この部門で働くすべての外交官は追放されるべきだと考えます」

 
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