ガンジンワールド新計画発表 クリエイター収益80%

GanJingWorldが新プログラムを発表 クリエイターに収益の80%

健全なインターネット空間の提供を掲げる動画プラットフォーム「Gan Jing World」がこのほど、コンテンツ制作者の収入を増やすための新たなプログラムの開始を発表しました。

Gan Jing Worldの公式発表によると、これはクリエイターのための新しいツールで、新たなチャンネルのメンバーシッププログラムを通じて実現されるとのことです。

Gan Jing Worldは現在、同プログラム(ベータ版)を試験的に導入し、視聴者に向けて動画やライブ配信、記事を購読できるようにし始めました。また、招待を受けたクリエイターもメンバーシッププログラムを通じて、収益を上げ始めています。今後数か月のうちに、同プログラムはGan Jing Worldのすべてのチャンネル所有者に解放される予定だということです。

Gan Jing Worldのメディア・リレーション・ディレクターであるニック・ジェニッキー氏は、「このプログラムの最大の目玉は、コンテンツクリエイターが収益の80%を得られることで、現在これは他の70%のプラットフォームより大きい比率」だと語っています。

Gan Jing Worldはさらに、広告収入の共有プログラムも開始する予定で、2023年末までにクリエイターに追加の収入源を提供する予定だとしています。

Gan Jing Worldは動画、記事、掲示板、ライブチャット機能をもつコンテンツ共有プラットフォームです。シリコンバレーの元幹部たちによって設立され、オンライン上の言論の自由とプライバシーを今以上に保護することを目標としています。

張又侠氏 香山フォーラムで基調講演

29日、中国共産党(中共)が毎年開催する最大の軍事・外交会議である香山フォーラムが北京で開催されました。

これまでの慣例では、国防相が基調講演をしていましたが、 李尚福前国防相が解任され、後任が決まっていないため、今回は中央軍事委員会副主席で中共軍No.2の張又侠氏が基調演説を行いました。

ロイター通信の報道によれば、米国とその同盟国が北京の軍事的野心を抑制するなか、中共はこのフォーラムを利用して、習近平主席の安全な世界を確立するというビジョンを宣伝すると共に、発展途上国をさらに引き込みたいと考えているといいます。

今回のフォーラムでは、2022年にウクライナで戦争を始めたロシアが注目を集めるでしょう。30日の開会式では、ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相がゲストとして最初に登壇しスピーチを行う予定だといいます。報道によれば、これは中共がウクライナを侵略したロシアをフォーラムの中心に据えようとしていることを示していると分析しています。

米国からは、国防総省の中国担当幹部シンシア・カラス氏が代表団を率いてフォーラムに参加すると報じられています。米国防総省の代表団が中国を訪問するのは2019年以来となります。

ロイター通信によると、今年の香山フォーラムは、中共にとって気まずいタイミングで行われるといいます。中共は現在、国防相が不在で、外国軍との交流を主な責務とする人物がいないため、今回の開催は中共にとっては非常に困難な状況だといいます。

 
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