「キャピタル・レポート」 中共、民主国家に浸透 神韻の韓国公演を妨害(二)

では、なぜ中国共産党(中共)は神韻公演を妨害するのでしょうか?なぜ世界中の自由を愛する人々がこのことを懸念しなければならないのでしょうか?

神韻の韓国におけるプロデューサー兼コーディネーターであるルイス・アンさんにお越しいただきました。

NTD記者:私たちの番組へようこそ、ルイス・アンさん

ルイス・アン:お招きいただき、ありがとうございます。

NTD記者:神韻は中共から多くの妨害を受けています。虚偽の情報を流したり、送迎バスを妨害したり、タイヤを切りつけることもありました。さらには世界中の劇場に神韻を招待しないよう、また上演させないよう圧力をかけるなど、中共による一連の事件を見てきました。なぜ中共がこのような破壊行為をするのでしょうか?

ルイス・アン:では、その原因を説明しましょう。

中共は1999年以来、中国で法輪功を迫害しています。中共は迫害が暴露されることを恐れ、(神韻公演を)できる限り妨害しているのです。

NTD記者:中共がこの背後にいるという証拠はありますか?

ルイス・アン:ええ、証拠はたくさんあります。中共は、韓国での神韻公演を妨害するためにさまざまな手段を使いました。そのひとつが、劇場や政府部門に書簡を送って、公演の中止や契約の解除を迫ることです。

NTD記者:圧力をかけることと、成功することとは別のことです。韓国の劇場が神韻の公演をキャンセルした例をいくつか挙げていただけますか?

ルイス・アン:韓国では(神韻の)公演が中止になるケースは多くあります。なかでも顕著なのは、2016年のKBSホールの事件です。チケット完売後、KBSは公演中止を通告しました。私たちは裁判所に訴え、裁判所は私たちに有利な判決を下しました。その後、KBSは再び上訴して、中共大使館からの書簡を提出しました。ですから、私たちはこのような証拠を手に入れたのです。また、今年の初めごろ、一部のメディアがこれに関する報道を行ないました。彼らは中共大使館の者にインタビューし、法輪功の活動や神韻公演を妨害するとはっきりした回答を得たそうです。

NTD記者:つまり、中共がKBSホールでの神韻公演を公然と、あからさまに妨害しているのですね。しかしここ何年もの間、神韻が韓国で上演されたこともありました。神韻を観た韓国の観客の感想はいかがでしたか?

ルイス・アン:ええ、(韓国の観客たちは)皆神韻公演を称賛し、涙を流す観客もいました。彼らは皆、神韻がとても美しかった、非常に素晴らしかったと言っています。韓国の人々も同じ伝統文化を持っていると思うし、公演を快く受け入れてくれました。

NTD記者:では、韓国人が神韻公演を見るべきだと思う理由は何ですか?

ルイス・アン:現在、世界中の道徳基準が衰退の一途をたどっており、学校では道徳について十分に教えていません。しかし、神韻の演目には、そうした内容(道徳教育)が含まれています。

NTD記者:もし韓国人が本当のことを知って、あなたがおっしゃったように、中共のような第三国が自国に深い影響を与えていることを知ったら、彼らはどう反応するのでしょうか?

ルイス・アン:例えば朝鮮戦争など、韓国人は過去に多くの困難な時期を経験してきました。ですから人々は、そこで起きていることの真実を知る必要があります。政府は国民を正しい道に導き、自国民の権利も守らなければなりません。

NTD記者:ルイス・アンさん、どうもありがとうございました。

ルイス・アン:お招きいただき、ありがとうございました。

 
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