天安門事件35周年、ペロシ氏や議員が声明

天安門事件35周年の記念日に際して、米議員、党派を超えて声を上げ、中国共産党(中共)の民主抑圧を強く非難し、「六四」の精神を決して忘れず、歴史の改ざんを許さないと誓いました。元下院議長のナンシー・ペロシ氏は、30年以上前の「六四」の出来事が遠い過去になった今でも、中共の抑圧と迫害が、さらに強まっていると述べています。

ペロシ氏は3日に声明を発表し「35年前の北京天安門広場で起きた出来事は、世界が見た中でも最も勇気ある抗議行動の一つであり、また最も激しい、残酷な弾圧の一つです。一人の男性が戦車の列を凛として見つめる姿は、我々の共有する記憶に、深く刻まれています。その戦車の前に立った人物は、中国の一般市民が、尊厳と自由を求めて命の危険を顧みずに示した英雄的な精神を、今もなお私たちに思い起こさせてくれます」と語っています。

同氏はさらに、「残念ながら、30年以上経った今でも、中共の抑圧と迫害がより一層強まっています。また、ウイグル人に対する絶え間ない民族浄化、チベットでの宗教や言語、文化への攻撃、新設された国家安全法を根拠に、香港で民主派支持者を無実で起訴する行為、そして国内での人権侵害が続いているのを目撃しているのです。同時に、彼らが南シナ海で国際社会の安全を脅かし、台湾への圧力を強めていることも明らかです」

「民主党と共和党の両党、そして参議院と衆議院のメンバーは、この恥ずかしい(中共の)人権侵害と安全保障への脅威を強く糾弾し、勇気ある真実を語る人々と民主主義を求める抗議者たちと、誇りを持って連帯しています」と述べました。

ペロシ氏はまた、声明の中で、「35年前、北京の戦車と軍隊は、その時の抗議活動を打ち砕いたかもしれない。しかし、尊厳と民主主義への訴えは、それ以降もずっと響き続けているのです。今日、そして毎日、私たちは天安門広場で抗議した英雄たちに敬意を表している——彼らが望んだ、より公正で自由な中国の夢が、忘れ去られることは決して許されないことです」と述べています。

米国下院外交委員会の議長で、共和党のマイケル・マッコール議員は、フォックスニュースに対し、「35年前、中国共産党は、民主的な改革を求める無武装の無辜の市民数百人、場合によっては数千人を殺害した。天安門広場で命を落とした人々の記憶を我々は決して風化させてはならないし、独裁者による歴史の歪曲を許してはならないのです。今日、我々は彼らを悼み、中華人民共和国による衝撃的な人権侵害を改めて強く非難します」と述べました。

共和党のミシェル・スティール下院議員は、Xプラットフォームで、「35年前、世界は共産党による天安門広場での民主派デモ参加者への虐殺を目の当たりにした。そして今日まで、中共は依然として自国民に対する抑圧を続けている」と述べている。彼女はまた、「自由と民主主義を求めて戦う中国の異見者たちと、私はこれからも共に立ち続ける」と強調した。

 
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