英スコットランドで恐竜の足跡多数、ジュラ紀中期の貴重な化石

[ロンドン 3日 ロイター] – 英北部スコットランドのスカイ島で、約1億7000万年前に生息していたとみられる恐竜の足跡が数十見つかった。科学者らは、ジュラ紀中期における恐竜の生態を解明する手掛かりとして注目している。

エディンバラ大学の古生物学者、スティーブ・ブルサット教授によると「首の長いブロントサウルスと、鋭い歯を持つティラノサウルス・レックスの仲間という2種類の恐竜の足跡が見つかった」という。スコットランドがもっと温暖だった昔、浅い沼の周辺に住んでいたとみられ、「その頃恐竜は世界中で繁栄を始めていた」もようだ。

教授は「スカイ島は、探せば探すほど多くの恐竜の足跡が見つかる」と話した。

 
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