震災地取材の香港記者、何者かに暴行される

四川大地震10周年の節目である今月12日、現地で取材する香港人記者が正体不明者から暴行を受けたと伝えられた。米国営放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が報じた。

被害者は香港有線電視の記者・陳浩暉氏。香港記者協会の任美貞・副主席はVOAに経緯を話した。

任氏の話によると、陳記者は暴行された後で現地公安当局に駆け込んだところ、当局者が「あなた自身が誰に殴られたのか分からないなら、こっちは助ける術がない。もう帰ってくれ」と取り合ってくれなかったという。陳氏は全身打撲の軽傷を負ったとされる。

2008年5月12日、同省汶川県でマグニチュード7.9規模の地震が発生。校舎倒壊による学生の死者が行方不明者全体の2割を超えたことから、学校建築の手抜き工事問題が一時期大きく取り沙汰されたものの、当局は後に死亡生徒の遺族の抗議を封じ込むようになった。

陳氏の取材がこの件と関連しているかは明らかにされていない。

 
関連記事