「バフェット氏と昼食」の権利、約3.6億円で匿名の落札者に

[2日 ロイター] – 米著名投資家ウォーレン・バフェット氏(87)と昼食を共にする権利の競売が今年も行われ、匿名の人物が330万0100ドル(約3億6200万円)で落札した。競売はイーベイで行われ、5日間の期間の終盤近くに落札された。

今回の落札額は、2016年と2012年に記録した最高額の345万6789ドルに近く、3番目の記録となった。

競売は1日夜に終了。6人から136回の提示があった。

このオークションは、2004年に死去したバフェット氏の妻の発案で始められ、落札者は、ニューヨークのステーキハウス「スミス・アンド・ウォーレンスキー」でバフェット氏と一緒に昼食を取ることができる。

最大7人の同伴者を連れてくることができ、バフェット氏が次はどこに投資するかのテーマ以外、どんな話題も可能という。収益は、サンフランシスコのテンダーロイン地区でホームレスや貧困者を支援するグライド基金に寄付される。

これまで計19回の競売で、累計約2960万ドルを集めた。

 
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