19カラットのピンクダイヤが競売へ、予想価格は最高56億円

[ロンドン 25日 ロイター] – 競売会社クリスティーズは25日、18.96カラットのピンクダイヤモンド「ピンク・レガシー」をスイスのジュネーブで11月13日にオークションにかけると発表した。

長方形にカットされたこのダイヤは「ビビッド」の等級に評価されており、過去最高となる3000万―5000万ドル(33億9000万―56億5000万円)の値が付くとみられている。

クリスティーズによると、同社が競売で扱ったファンシー・ビビッドのピンクダイヤとしては最も大きいもの。かつては、ダイヤ生産大手デビアスの支配株主オッペンハイマー家のコレクションの一部だったという。

これまで、オークションに出品された10カラットを超えるビビッド・ピンクダイヤは4つしかない。落札額で最高だったのは、2017年11月に香港での競売に出された「ピンク・プロミス」(14.93カラット)の3248万0500米ドルだった。

 
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