【動画ニュース】世界人権デー香港でパレード衝撃を受ける中国人

12月10日は世界人権デーです。「世界人権宣言」70周年を迎え、9日、香港では法輪功学習者による大規模パレードが行われました。買い物や観光で香港を訪れた中国人旅行客は、初めて見る光景に圧倒されました。

午前10時、「国際人権デーの集会」が香港政府庁舎前の公民広場で行われました。香港法輪大法学会の報道官、簡鴻章さんは、中国共産党による人権侵害は引き続き悪化しているが、幸いなことに正義の力が世界に広がり、世の多くの人々が目を覚ましつつあると発言しました。

香港の元立法会議員や元区会議員も応援に駆けつけました。

元立法会議員 曾健成氏

「香港人は覚醒し、中国共産党に思想を撹乱されず、中華大地の民主と法治のために立ち上がるべきだ」

集会の後、およそ900人のパレード隊列が楽団を先頭に、キングスロード・プレイグランドから出発しました。沿道には人気の買い物スポットもあり、初めて見る光景に、多くの中国人が衝撃を受けました。

北京から来た劉さん

「衝撃的すぎる。何これって感じ。法輪功のイベントかな?整然としていて壮観で素晴らしい」

上海から来た李さん

「香港は民主的で素晴らしい。よくわからないけど、皆それぞれ考える自由がある。彼らがこうするにはきっと理由があると思う」

黒竜江省ハルビンから来た祝さん

「確かに驚いた。こんなに人が多いとは!動画を撮って帰ってから見るつもりだ。香港は言論の自由がある」

パレードの隊列の中には、中国共産党の暴虐に不満を示す地元の中学生の姿もありました。

香港の中学生
「共産党は党員の福祉を良くするために、人民の臓器を奪う。例えば、誰かが不治の病にかかったら、他人の臓器で彼らを助ける。ドナーなんて必要ない。人民の臓器を絶えず取ることができるから。このようにして多くの人を殺した。自分たちのために」

パレード隊列は4時間かけて香港市内を練り歩き、午後6時に、終点の中央政府駐香港連絡弁公室の前に到着し、一日の活動を終えました。

 

 
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