庶民を強制隔離し高額の費用を請求「国難に乗じて金儲け」

新型コロナウイルスが猛威を振るう中、中共は防疫の名目で民衆からお金を巻き上げています。また、各地ではむやみに民衆を捕まえて隔離しては、高額の費用を請求しています。民衆は、当局は国難を利用して金儲けしていると憤慨しています。

あるツイッターユーザーは、「中共の各級政府は、防疫の名目で庶民が苦労して稼いだ金を巻き上げている。国難でぼろもうけをしている。14日間の隔離費用は自己負担で、一人一日800元(約12,000円)、合計すると11,200元(約17万円)だ。多くの民衆をむやみに捕まえては隔離して、汚い金儲けをしている。憎々しい」とツイートしています。

浙江省の左さん
「隔離費用は全国どこも自己負担だが、地域によって違うようで、高額な地域もあれば普通のところもある。彼らはいつもこのような国難に乗じて金儲けしている。各交差点には体温を測る検問所が設置されている。体温を測っても、出勤して問題が出ると、すぐに隔離される」

河南省信陽市の王さんは「現地政府は、感染状況の深刻な地域である湖北省と広東省から来た人たちを強制的に隔離すると規定している。信陽市は武漢にとても近く、感染の深刻な地域に該当するため、市民は別の省や市に出ると強制的に隔離される。私の地元民はもともと多くが広東省に働きに出ていたが、今は誰も行こうとしない」と述べています。

河南省信陽市の王さん
「14日間の隔離費用は自己負担で、地域によっては一日1800元(約27,000円)だったり、200元(約3,000円)だったりする。そのほかに生活費が一日当たり90元かかり、どのホテルに泊まるかも指定され、すべて彼らが決定する。そのためやはり外出を控えている。交通機関が開放されても出かけようとは思わない。流行はまだピークに達していないからだ」

武漢市民の徐武(じょ・ぶ)さんの父親は感染して入院中ですが、母親は熱も咳も出ていないのに連れ去られて強制的に隔離されたと言います。しかし数時間後、病院のベッドに空きがないとの連絡が入り、自宅に戻されました。

武漢市民の徐武さん
「昨日は隔離が必要だと言って警察が連れて行った。一か所に集められてまとめて病院に送られる。その後連絡が来て、病院のベッドがないので、連絡を待つようにと言われた。今は家に戻されている。共産党が人に危害を加えるのに理由はない。隔離が必要だと言われれば行くしかない」

先日、警察官二人が若い母親を隔離するため強制的に連れ去る動画がインターネットに公開されました。幼い子供は母親に泣きながらすがりつき、母親を呼び続けました。また、武漢に行って感染状況を報じた市民ジャーナリストの陳秋実さんは、2月6日から行方不明になっています。当局によって強制隔離された可能性があり、連絡が途絶えてからすでに1か月が経過しています。陳秋実さんの母親はインターネットなどを通じて助けを求めています。

 
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