サタニストだったマルクス 共産主義の最終目的とは【禁聞】

共産党政権の発足以来、世界で1億人を超える人々が死に追いやられました。このことと共産主義の起源にはどんな関係があるのでしょうか。『共産党に関する九つの論評』編集部が発表した『共産主義の最終目的』ではこの問いに明確な答えを打ち出しています。

強制的な集団化、政治的粛正、思想改造は、飢饉や大量虐殺、洗脳をもたらしました。共産党政権が統治するすべての場所でこれらは例外なく出現しています。

雑誌「北京の春」名誉編集長 胡平氏
「実践の中から、共産主義を実現したすべての国で正真正銘の暴政が敷かれ、人間性が蹂躙されていることがうかがえる」

歴史文化学者 章天亮氏
「一つ二つの国なら、実践の過程で過ちを犯したと言うことができるが、全ての共産党社会がこのようだ。つまり、最初の理論から間違っていたということだ」

世界中で行われた国際共産主義運動は100年間で1億人を超える人を死に追いやり、20世紀における人類最大の悲劇となりました。このことと共産主義の起源にはどんな関係があるのでしょうか。

化学者 民間思想家 王康氏(2017.11)
マルクス主義は実際には、すべての人類の文明が頼りにしている基本的な自由や民主主義、私有制度などを完全に否定する立場にある。マルクスやレーニンの目には、これらはすべて転覆させ、叩き潰すべきものに映っており、それを実行もした。この理論自体が人類を敵とし、人類文明を敵とするものだ」

なぜ共産主義理論は人類を敵としたのでしょうか。

『共産主義の最終目的』第二章に、知られざるマルクスの姿について説明されています。

幼少期にキリスト教信者だったマルクスは、少年時代に悪魔教の影響を受けサタニストとなりました。

歴史文化学者 章天亮氏
「マルクスは実は無神論者ではない。欧米の研究者の多くがマルクスを研究する中で、彼がサタニスト、つまり悪魔教信者だったことを突き止めている」

マルクスは18歳の時に、戯曲「オーラネム」で黒ミサの様子を次のように描いています。「破滅、破滅…荒ぶる叫びと共に、全人類に対する呪いの言葉を発する。暗黒の中で、底なしの地獄の裂け目が君や私に向かって同時に口を広げる。君はそこに堕ち、私は大声で笑いながら君を追い、君の耳元でつぶやくだろう。『私に続け、同志よ!』…すべてを呑み込むものが存在するのなら、この世界を破滅させるため、私は飛び込むだろう」

マルクスは「演奏者」や「蒼白な少女(The Pale Maiden)」、「絶望者の呪文(Invocation of One in Despair)」といった他の作品の中でも、何度もサタンへの追従、人類の滅亡という幻想を表現していました。

また父親にあてた手紙の中で、マルクスは自分の心身が「亡霊」、「魂」に占領されたと語っています。

1848年、30歳にもならないマルクスがこのような精神状態でエンゲルスとともに執筆したのが『共産党宣言』でした。

歴史文化学者 章天亮氏
「マルクスの『共産党宣言』の冒頭が『幽霊が欧州の空を漂っている』だった。これはマルクスが、共産主義の背後には幽霊がいることを隠すつもりがなかったことを示している」

マルクスの著書から、彼が天国と地獄の存在、神と悪魔の素材を信じていたことが分かります。しかしマルクスは『1844年経済学・哲学草稿』の中で、「共産主義は無神論から始まった」と記しています。

中国問題専門家 藍述氏
「マルクスを無神論者だとは言えない。なぜならサタニストだからだ。だが彼は無神論や唯物論を提唱した。なぜか?これらは人々に聞かせるためのものだったからだ。人々に唯物論を信じさせることは、人々に神を信じなくさせることだ。つまり、人々を地獄へ落とすことだ」

マルクスの理論を土台としてロシアで樹立された最初の共産党政権を皮切りに、すべての共産国家は宗教や信仰の自由を破壊しました。そしてまた、宗教信仰に由来するモラルも破壊してしまったのです。

歴史文化学者 章天亮氏
「人類社会には普遍的な価値観があるが、これは神から伝わったものだ。中国人は道の大原は天より出づ、天は不変、道亦不変という。天が変わらない限り、道も変わらない。これを土台に建てられる道徳体系は非常に安定したものになる。共産党が行なっている全ては意図的に人の道徳を破壊し、堕落させるものだ」

道徳を破壊した後は、共産党は闘争哲学を用いて人々を煽り立て、終わりのない政治キャンペーンに投入させました。

歴史文化学者 章天亮氏
「全ての共産党国家では大規模な暴力的虐殺、洗脳、人間性の捻じ曲げ、大量の人々の死亡が伴っている。科学の角度から分析すると、理論から間違っている。神を信じる角度から言うと、それは実は悪魔教の代表的なものだ。これがまさに共産党によって大きな災難がもたらされた原因である」

「共産主義の最終目的」は神性の角度から、共産主義の起源は邪悪な幽霊であり、人類の破滅を目的としていることを明らかにしています。

 
関連記事