怒り心頭の西安市民「当局は人を家畜扱いしている」

中国の市民や西安の住民にとってはめったにないことですが、実名で西安の厳しいロックダウン措置に対して、強い不満の声を上げている人がいます。彼は、当局が人々を家畜のように扱っていると訴えています。

この男性は動画で自分は「西安の楊海だ」と名乗り、当局が集合住宅の入り口に鉄線を巻き付けたと述べています。また、住民の家には封印シールが貼られたため、食料品を届けることもできなくなっているといいます。

楊さんは1万人以上の市民を死に追いやろうとしているのかと、当局に疑問をぶつけています。

西安住民 楊海さん
「1万人もの西安市民を餓死させるつもりなのか?ここ大寨路恒大城の感染症対策の責任者は誰だ?これが人民に対する扱い方なのか?」

楊さんは、食料が計画的に配給されていないと訴えている他の住民からのショートメッセージを見せました。当局のこの種の予防措置は、人々を家畜のように扱っていると怒りをあらわにしました。

西安住民 楊海さん
「お前たちは一体何がしたいんだ?この人たちが全員餓死したら、感染症対策は成功するのか?大寨路恒大城居住区の1万人もの住民の叫びが聞こえるのか?今日の動画は2分だけだが、このことについて声を上げる。検閲するなら勝手にすればいい。私は何も怖くない。私は西安の楊海だ。はっきり言うが、大寨路恒大城の感染症対策は、紛れもなく人々を家畜のように扱っている!」

楊さんによると、多くの住民は、すでに食料備蓄が底をついているといいます。

〈字幕版〉

 
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